打首獄門と小さな恋
家のなかでもセーターの上に綿入れを羽織るような、極寒の冬のことだった。
かわいいコウペンちゃんの絵と優しいメロデイに惹かれて何気なく観はじめたら、突然のデスボイスと、超絶上手いベース、ドラム、そしてワカリミしかないその内容にナンジャコリヤー!となって何度も繰り返し聞いた。
その曲は、そう、みんな大好き
「布団のなかから出たくない」
である!
何気ない日常の心理を、超絶上手い演奏と朗々たる声に乗せて我々に届けてくれるバンド。
その名は『打首獄門同好会』
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打首獄門同好会公式サイト生活密着型ラウドロックバンド「打首獄門同好会」の公式サイトです。
以来、すっかりハマっていろいろ聴いた。
大好きな曲はたくさんある。
本気出した日本の夏の暑さのヤバさを歌い上げる「なつのうた」🌞💦。
夏は暑いけど、それでも夏は楽しいよね、と思わせるラストがいい。
仕事と家の往復の毎日で地味な生活の中、温泉に行きたい、グルメ巡りしたい、リフレッシュしたいと魂の叫びを歌い上げる「地味な生活」。
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途中からサンバダンサーが登場し踊りまくるサビの部分が大好き🕺✨💕
日常のささやかな幸せと計画(風呂入って速攻寝る計画)が生きていく上でいかに大切かを教えてくれる「フローネル」🛀💤
他にも、和食グルメに必須の日本の米の素晴らしさを歌った「日本の米は世界一」
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農家さんのファンが増えたとか!
「こうぺんちゃん」はじめ、様々なクリエイターさんや商品とコラボした曲も多い。
聴くだけでもいいが、映像が一緒になると尚面白い。
聞くと元気になって、明日頑張ろうと思える。そんな「生活密着型ラウドロック」バンドである。
いつの間にか相棒もファンになっていて、ライブのチケットを取ってくれた。
初めての『打首獄門同好会』のライブである。
参加したのは、6月16日にZepp Hanedaで開催された「ついに対バンミステリーツアー2025」ファイナル!
対バンとは1つのライブイベントに複数のバンドやアーティストが出演する形式である。
今回のライブは「ミステリー」と題するだけあって、当日まで対バン相手がわからない。でもヒントはある。

名古屋公演のヒントは「伸」
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(答え)「BEYOOOOONDS」さん!
ビヨーンと伸びるイメージ?
大阪公演のヒントは「最」
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(答え)マキシマムザホルモンさん!
最=マキシマム!これは分かった!
では、今回我々が参加する東京公演はどうだろう?
ヒントは小さく書かれた「恋」
そして、よーく見ると、波のような模様が!
これはもう、あの歌しか思い浮かばない。
絶対そうだ!よし、カリユシを着ていこう!
Zepp Haneda

会場の上空を飛行機が飛ぶ。

打首獄門同好会のTシャツを着たファンたちがズラリズラリ。

整理番号順に入場。じりじりと進む。凄い人数!
チケット+ワンドリンクオーダー。翠ジンソーダを選んだ。

さあ、盛り上がってまいりました!
まずはミステリー対バンのゲスト。
ヒントは小さく書かれた「恋」の一文字。
登場とともに歓声が上がる。
獄門のTシャツ持っていないから、カリユシ着て行ったけど、ゲスト正解してよかった。
もうお分かりですね。
ゲストは・・・
MONGOL 800✨
そして、やっぱり「小さな恋の歌」はよかった!
みんなが知っているから、会場でサビの部分を大合唱。
すごく心に沁みて、最後は泣いちゃった・・・
MONGOL 800の歌の余韻さめやらぬまま、さあ、さらに盛り上がります。
打首獄門同好会登場!
いやあ、声すごい!ベース凄い!ドラム最高!
いちおう、全曲予習していったから、全部一緒に歌えてよかった。
プロレスラーとコラボした新曲「筋肉マイフレンド」では、会場みんながセリフに合わせてスクワットをし始めてビビった。
でも一緒にスクワットしたよ!明日は筋肉痛だね!
その日は6月とはいえすでに暑い。スクワット後のみんなも水分とらなくちゃ!ということでここで
「BUNBUN SUIBUN」
水分補給の大切さをハードロックに歌い上げている。
「水分採ってくださいね~♬」→はーい!(ジンソーダゴクゴク)
映画やドラマで「え?この人もしかして(次に退場する人?)・・・」と、思わず心配しちゃう気持ちを歌う
「死亡フラグを立てないで」
サビの部分が横乗りなので、いやあ、盛り上がる。最後はちょっと荘厳な感じで終わるところも好きさ。
そして、時期的に暑いので、「なつの歌」も盛り上がった。
特に最高だったのが、日本の魚の美味しさを歌い上げた「日本DNA」と、お菓子の「うまい棒」のバラエティの多さと安くて美味しいことのすばらしさを歌い上げた「デリシャスティック」。
「日本DNA」では、カツオやマグロのバルーンが、客席前方からトスされて客席を舞い飛び、後方までやってきてきてから、曲の終盤とともにステージの方へトスされて帰って行った。
「ああ、カツオがステージへ帰っていく・・・」と思わずつぶやいてしまった。
「デリシャススティック」では、前方から「うまい棒」でパンパンに膨らんだ袋が手渡しで運ばれてきて、1人ずつ全員にうまい棒が配られた。
演奏中は、そのうまい棒をペンライトのように降ってみんなで「うまいぼう~♬」と歌った。
おやつまでもらえるなんて・・・ちょっと、いや、非常に嬉しい♬
他にも、一日の終わりにお風呂入ってから眠るという、ささやかな幸せを歌い上げるフローネルや、お菓子の「ぷっちょ」をもらった部長の姿を描写した「部長ぷっちょどう?」や、「はたらきたくない」、「日本の米は世界一」など、ワカリミしかない知っている曲が登場して実に盛り上がった。
セットリストは下記の通りである。
筋肉マイフレンド
BUNBUN SUIBUN
WAZA
ほっこりニュース大集合
死亡フラグを立てないで
なつのうた
はたらきたくない
ダンシャリズム
カモン栄一
おどるぽんぽんこりん
デリシャススティック
部長ぷっちょどう?
歯痛くて
島国DNA
日本の米は世界一
フローネル
あっという間のライブだった。
帰るときには、なんだか幸せな気もちになっていた。周りを見ると、和やかでニコニコしていた。🥰😆🤣💕
これが、打首獄門同好会のめざすところなのだろう。
生きてるといろんなことがあるけれど、すべて笑いに変えて、日々のささやかな幸せを胸に、前を向いていこう、というメッセージがある。✨
デスボイスもメロディアスな声も自在に使いこなすボーカル、大澤敦史さん。
大地が踊ってるんじゃないか、と思うくらいパワフルなドラムテクニックを繰り出す女性ドラマー、河本あすかさん。
そして五感すべてを持っていかれる超絶うまいベース奏者、Junkoさん。
YouTubeでよく聞いていたけど、生演奏はやっぱり凄かった。
そして、会場の雰囲気が優しさに満ちていた。
絶対また行こうと決めたのである。
幸せな気もちで家路についたあと、衝撃の一言を聞いた。
「Junkoさん、66歳なんだよ」
えー!演奏しながらジャンプしたりヘドバンしたり、超絶にうまい演奏とアクロバティックな動きでめっちゃカッコ良かったね・・・
人の可能性を具現化したような人だ!
いろんな意味で元気をもらったライブでした。
