見出し画像

【能登で陸稲づくり#4】種籾植え!一粒ずつ植える地道な作業に助っ人登場!

2026年5月3日、いよいよ種籾植えの日だ。
以前の田植えのときもそうだったが、まっさらな田んぼに苗(今回は種籾)を植える作業は、楽しみでもあり、少しばかりの緊張もある。


種籾植え

天気は曇り。
暑くも寒くもなく、風もない。絶好の天気だ。

昨日は協力な助っ人が登場。金沢に住む親戚のノリくん(姪っ子の旦那)。今日の種籾植えを手伝ってくれる。

親戚のノリくん

植え付け

マルチの穴ひとつに5粒の種籾を植えていく。

今回使用したマルチは、3列穴のフリーパンチャータイプだが、中央の列は風通しも考えて、ひと穴飛ばしにすることにした。

何か決まりがあるわけではなく、何となくの感覚。エビデンスはない。感じたままに動いてみる。

サラリーマン時代は何かと理由付けが必要なものだったが、もうそんな面倒もない(笑)。

夫婦で意見が一致すればそのまま進めていく。 

フリーパンチャーマルチ

芽出し

さて、順序は逆になるが、少し時計の針を戻そう。
籾植えの前には「芽だし」を行う。これは通常の稲作においても、自分で種籾から苗を育てるには同じ工程が必要だ。
4月下旬に帰省してからこの日まで、種籾を浸す「芽出し」を行ってきた。

「芽だし」には簡単な足し算が必要だ。「積算温度」が一定の温度を上回るまで数日水に浸す。このころの水温はまだ冷たいので、20℃以上30℃未満を目安に、必要に応じてお湯を足す。
サクラ(ソメイヨシノ)の開花でも最近聞くようになった「積算温度」。2月1日を起算日として毎日の「最高気温」を足し算(積算)して600℃になれば開花する、というあれと同じ原理だ。

コメの芽出しの積算温度は100℃といわれていて、水温が20°Cだと5日間で100℃になる計算だ。数日すると小さい芽が顔を出す。

芽出しの様子

地道な植え付け作業

昨年、試しに千葉の貸し農園で植え付けをやったが、まぁ地道な作業だ。
小さな芽を傷めないように慎重に植えていく。
手順としては、
1)マルチの一つの穴に、割り箸を使って深さ1cmくらいの穴を5個開ける。
2)開けた穴に一粒ずつ種籾を入れる。
3)穴に土を薄くかけて、上から軽く押さえる。
という具合だ。

昨年トライアルでやったときは縦2m弱の小さな畝だったので、穴の数は約30個ほど。植え付けにそれほど時間はかからなかったが、今回の長大な畝では、穴の数を数える気にもならず・・・(苦笑)

3人で黙々と植え付け作業を進める。

鳥害対策のネット張り

半日ほどの作業で1本の畝の半分ほどの植え付けが終わった。思った以上に時間がかかったが、最後に、植えたばかりの種籾を鳥に食べられないようにネットをかけていく。
本来であれば、芽が出るまでは保温のための不織布をかけたいのだが、数日後には千葉に帰る用事があり、次に能登に来るのが早くても3~4週間後。
苗が育つとかけた不織布が邪魔になるため、今回は保温も兼ねたネットを張ることに。

鳥害対策のネット張り

次回は

ということで、まずは種籾植えの一日目が終了。
思いのほか時間はかかったが、大きな一歩を踏み出した感じだ。
翌日以降も植え付け作業は続く。

#陸稲
#能登
#二拠点居住
#定年退職
#農業
#無農薬
#無肥料
#能登半島地震
#積算温度

いいなと思ったら応援しよう!