好きを仕事にするのが怖かった話
ご覧いただきありがとうございます。今は「トータルビューティ―を仕事にする」と腹をくくった(といっても副業で)私ですが、実は外見の美しさを仕事にしようと思えるまで葛藤がありました。今回はその葛藤や気づきについて書いていきたいと思います。
怖かった理由
①母親だから
子どもを第一に考えなければならない。母は髪をふり乱しておしゃれや自分のことは後回しにして、家事育児をこなす。それでこそ立派な母親だ。
そんな考えが私の中に根付いていました。
「結婚もしてるんだし、そんな外見ばっかり取り繕って誰かに選んでもらうわけでもないのにどうするの?」「そんな時間とお金があるのなら子どものために使ってあげればいいのに。」
そんな批判を浴びそうで怖かったです。
そんな批判が怖かったのは、自分の母親が、我慢をいっぱいしてそうだなと思ったからです。
実家にいた頃、母の嫁入り道具のドレッサーやシャネルの香水、ブランドの鞄や靴など、私の母が子どもを授かる前に大切にしていたとされる、でも使っていない様々なものがありました。なんで、使わないのに捨てないんだと子どもながらに思っていましたが、母はおそらくそういうものが好きだったんだと思います。でも、子どものために利便性や価格を優先して自分の「好き」を我慢していたんだと思います。
②お金が稼げなさそうだから
美容業界には「ブラック」「倒産が多い」「年収が低い」というネガティブなイメージがありました。その業界で働かれている方にはすごく失礼で申し訳ないです。お金も家族との時間もほしい自分にとっては、業界の働き方はとても憧れるものではありませんでした。
でも、考えてみれば美容業界にいても、年収の高い方もいるだろうし、自分の好きな時間に働いている人もいるはずです。そちらに目を向けるようにしました。考えてみれば、倒産の情報なども自分が興味のある分野だからこそ目に入ってきていたのかなと思います。
③今までの努力が無駄になる感覚
これもまた、すごくすごく失礼なことを承知で言いますが、美容の世界に飛び込んでいる人のイメージが、勉強が苦手だから、そこから逃げているという偏見がありました。そして、嫌なことから逃げるのはずるい。いけないことだという先入観がありました。
私だって、決して勉強ができるわけではないし、好きなわけでもないのですが、嫌だと思いながらもそこそこ真面目に取り組んできていました。その結果として手にしてきた安定した職業やトータルビューティーとは関係のない学歴など、今まで自分が正解だと思って頑張ってきたことが否定されるかのような怖さがありました。
嫌なことに真面目に取り組むことのできる自分は価値ある人間なんだと思いたかったんだと思います。
結局、どの業界に属しても勉強は終わらないものだと思っていて、そのための、勉強方法や効率の良さなどはおそらく生かされるはず!むしろ、業界を変えることによって、自分の中の当たり前の強みが異彩を放ち、逆に重宝されちゃったりするんじゃない?と前向きに考えるようになりました。
このように自分の過去をプラスに捉えられるようになったのは、会社員の事務職から、イメージコンサルタントとして独立されている方とお話をしたことがきっかけです。「お堅い職業に就いていたからこそ与えられる信頼感もあると思う。ビジネスは左脳だから。そうやって逃げずに積み上げていける力はやっぱり大事」というようなことをおっしゃっていました。自分の好きな美容を仕事にしながら、実際にどちらの道も歩まれて来た方の発言には説得力を感じ、背中を押してもらえました。
④美容のうさんくさいイメージ
「シミが〇日で消えます。」というような過大広告や、コンプレックスや不安をあおるような販売方法、痩せるサプリ、バストアップするブラジャーなど、なんだかトータルビューティーの世界はうさんくさいイメージがありました。
情報が溢れすぎていて、どの情報が正しいのか選別も難しいなと思っています。
憧れる容姿の美容系インフルエンサーの方もたくさんいますが、きれいな人が使っているなら私も使ってみようとは素直に思えません。その人はお金をもらって宣伝してるんだからきっと良いことしか言わないよな、とか、その美肌はスキンケアによるものなのかな?美容医療によるものなのでは?など懐疑的な目をもってしまうこともあります。
そんな怪しい業界に足を踏み入れたら、好きでもない商品をおすすめして、相手をだますような感覚になってしまうんじゃないか、というような恐れがありました。
でも、自分の価値観に従って仕事をしていけばいいじゃんと思えるきっかけがありました。それはメイクレッスンの講師の方に会いに行ったときのお話です。
その方がおっしゃっていたことは、「私はメイクやネイルが好き。だけど、商品をおすすめするのは好きじゃない。だから美容学生にメイクを教えるという仕事をしている。仕事柄、商材も扱っているけど、押し売りはしない。商品の説明はするし、欲しいなら売るけどね。」とおっしゃっていました。
実際に私もメイクレッスンを受けましたが、商品についてはさらっと説明していたという印象でした。また、商品を購入しないことによって、その方の態度が変わることもありませんでした。
Aという方法が嫌ならば、他の方法でマネタイズする方法がある。自分の信念や価値観に沿ったマネタイズの方法を模索する。そんな視点に切り替わりました。
⑤ルッキズムに対する恐怖
私は以前、どうしても結婚したくて結婚相談所に入会していたことがあります。20代前半だったこともあり、相談所に入会するにしては比較的若く、条件的には不利ではないはずなのに、写真の段階で同年代の男性に何度も断られました。
「これがルッキズムか!!!」と。断られる理由は外見であることは容易に想像できました。と同時に私は誰にでも良いと思ってもらえる外見ではないんだなということをしっかり学びました。
だからこそ、それでも良いと思ってくれる人の存在は本当にありがたいと思えるようにもなりました。しかし、結果として、もっときれいな人は世の中にたくさんいる。すごくきれいじゃないと美しさを売りにした仕事はしてはいけないと思い込んでいました。実際に美しさを仕事にしている人たちはすごくきれいです。
でも今は発想を変えています。
仕事にしてるからこそ、きれいなんじゃないか。自分には伸びしろがあるじゃん!とポジティブに解釈しています。また、親近感のある外見だからこそ希望を持ってもらえることもあるんじゃないかとも思えました。
その時の心の動き
自己理解を深めていく上で、コーチにトータルビューティ―を仕事から外そうとしていることを指摘されました。
1人ではやらない理由を探してしまっていただろうなと思います。
だから今も怖さは完全には消えていません。怖さと向き合いながら、怖くない理由を探しつつ発信を続けています。
今の自分と気づき
私は、筋トレもスキンケアも、コスメも「それ自体が好き」というわけではありません。でもその先にある美しくなる自分が好きです。
私は美しくなることが好きだから、その前段階の好きじゃないこともやれるし、やりたいと思う。そんな自分に気がつきました。
メッセージ
これからは自分の興味のある分野である、ライフデザイン、行動科学、とトータルビューティ―を掛け合わせた発信をしていきたいと思っています。
背筋のしゃきっとしたきれいなおばあちゃんになりたい
きれいなママでいたい
ウエディングドレスをきれいに着こなしたい
失恋をきっかけに元恋人を見返したい
かわいい姿で推しに会いに行きたい
憧れのアイドルの〇〇ちゃんみたいになりたい
人の数だけ、きれいになりたい理由があると思います。その感情やライフステージに寄り添いながら、「実現可能なトータルビューティー」を届けていきたいです。そのために、人の心理や考え方を学び、行動につなげるアイデアを提案していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
