ハリス再戦か、ニューサム降臨か?2028年大統領選、トランプを粉砕する『最強の刺客』はどっちだ!
米民主党のカマラ・ハリス前副大統領は、2026年4月10日、次回の2028年米大統領選への出馬を「検討している」ことを明らかにしました。
ニューヨークで開催された有力公民権団体「ナショナル・アクション・ネットワーク」のイベントに登壇した際、司会者からの質問に対して「出るかもしれない(I might)」と答え、再出馬に前向きな姿勢を示しています。
関連ニュース
ハリス氏、再出馬に前向き 28年米大統領選|47NEWS(よんななニュース)
米民主党のハリス前副大統領、28年大統領選出馬を検討 | ロイター
ハリス氏の主な発言
出馬の判断基準
「米国民のために最良の仕事ができるかという観点で考えている」と言及。自身の適性
ホワイトハウスでの副大統領経験から、大統領職に「何が必要とされているか分かっている」と語っています。現政権への批判
イランに対する軍事作戦で国民が代償を払っていると指摘し、トランプ大統領の政策を批判しました。
ハリス氏は、バイデン大統領の撤退を受けて臨んだ前回の選挙で敗北しましたが、次期大統領選の民主党有力候補の一人として再び注目を集めることになりそうです。
予測市場の評価は低い
予測市場Polymarketの数字(ハリス氏5.5%に対し、ニューサム氏28%)を見る限り、現時点での勝算はかなり厳しいと市場は評価しています。
予測市場Polymarketの数字(ハリス氏5.5%に対し、ニューサム氏28%)を見る限り、現時点での勝算はかなり厳しいと市場は評価しています。
これほど差がついている主な理由は、以下の3点に集約されます。
前回の大統領選での敗北
ハリス氏は現職副大統領(当時)として臨んだ2024年選挙でトランプ氏に敗れており、「勝てない候補」というレッテルを払拭できていません。ギャビン・ニューサム氏の勢い
カリフォルニア州知事のニューサム氏は、早くから全米レベルでの露出を増やし、資金調達能力や発信力でハリス氏を圧倒していると見なされています。党内での「刷新」を求める声
バイデン政権の支持率低迷が続いたことから、予備選では現政権の延長線上にいるハリス氏よりも、新しい顔ぶれを求める党員が多いという予測が反映されています。
ハリス氏にとっての逆転のシナリオは、今後のバイデン政権(あるいはトランプ政権の政策)に対する批判の急先鋒として存在感を示し、黒人票や女性票といったコアな支持基盤を再掌握できるかにかかっています。
ニューサム氏とハリス氏の政策の違い
ギャビン・ニューサム氏とカマラ・ハリス氏は、どちらもカリフォルニア州出身のリベラルな民主党員ですが、2028年大統領選に向けた立ち位置や強みが異なります
アングル:米民主党、牙城カリフォルニア州の知事選で敗北も 選挙制度と候補乱立で | ロイター
焦点:ニューサム氏ら民主党有力州知事、「反トランプ」で次期大統領選へ弾み | ロイター
現在、両氏が明確な「対立する政綱(プラットフォーム)」を公表しているわけではありませんが、これまでの活動や実績から、以下のような違いが指摘されています。
政治的立ち位置とイメージ
カマラ・ハリス氏「継続と経験」
立ち位置
バイデン政権の副大統領としての実績を継承する立場です。ホワイトハウスでの実務経験を強調し、「大統領職に何が必要か熟知している」ことをアピールしています。強み
黒人やアジア系、女性といった党のコアな支持層からの根強い支持があります。
ギャビン・ニューサム氏「刷新と反撃」
立ち位置
現職のカリフォルニア州知事として、トランプ政権の政策(中絶規制、気候変動、移民など)に対して最も攻撃的に抵抗する「反トランプ」の急先鋒として知られています。強み
全米で最も人口の多い州を統治する実行力と、若年層や白人層を含む幅広い層での支持の急上昇が注目されています。
重点を置く政策分野の傾向
ハリス氏
2024年の敗北により、有権者や大口献金者の間に「勝てないのでは?」という懸念(Voter's remorseなど)が残っている点が最大の壁です。ニューサム氏
カリフォルニア州が抱える高物価やホームレス問題などの「カリフォルニアの課題」が、全米レベルでは共和党からの攻撃材料になりやすいという弱点があります。
Polymarketでニューサム氏の評価が高いのは、敗北した「過去の候補」よりも、トランプ氏と真っ向から戦う「新しいリーダー」としての期待値が反映されているためと言えます。
2028年米大統領選挙の民主党候補、ニューサム・カリフォルニア州知事の支持率が急上昇、世論調査(米国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ
最新の世論調査ではハリス氏がリードしているとの報告もありますが、州レベルではニューサム氏が優勢なケースもあり、今後の予備選は激戦が予想されます。
Kamala Harris says she 'might' run for president in 2028 - Los Angeles Times
Should Kamala Harris run again in 2028 —... - Things You Don't Know | Facebook
‘I am thinking about it,’ Kamala Harris... - KCTV5 News Kansas City | Facebook
トランプ VS ハリス OR ニューサム
現時点(2026年4月)の予測市場や世論調査に基づくと、トランプ氏に対してはニューサム氏の方が優勢、ハリス氏はトランプ氏に対して劣勢または接戦という傾向が見られます。
ただし、トランプ氏は憲法修正第22条(3選禁止)により、2028年選挙への立候補は法的に困難とされています。それでも「トランプ vs 民主党候補」の仮想対決データは、有権者の現政権への評価や新旧リーダーへの期待を測る指標として注目されています。
トランプ VS ニューサムはニューサム氏が優勢
複数の調査で、ニューサム氏がトランプ氏をリードする結果が出ています。
世論調査の傾向
Yahoo/YouGovの調査(2025年後半)では、ニューサム氏 49% vs トランプ氏 41% となり、8ポイントの差をつけています。
別の調査(Leger)でもニューサム氏が4ポイントリードしています。
ニューサム氏が2028年の世論調査でトランプ氏をリード:カリフォルニア州知事が大統領選出馬を検討 - masslive.com
Poll: Gavin Newsom leads 2028 Democratic primary field, edges out Trump in head-to-head matchup
ヴァンス VS ニューサム
Yahoo!の世論調査では、ニューサム氏がJD・バンス副大統領との仮想対決で49%対41%と、同じ差でリードしていることも明らかになった。しかし、10月にエマーソン社が実施した調査では、より接戦となっている。
優勢の理由
「反トランプ」の明確な象徴
現役の州知事として政策面で真っ向から対抗しており、バイデン政権の負のイメージ(高齢問題など)を引き継がない「新しい戦うリーダー」として期待されています。若年層・黒人層の支持増
最新の世論調査では、若年層や黒人有権者の間でも支持を急拡大させている点が強みです。
トランプ VS ハリスはトランプ氏がやや優勢または接戦
ハリス氏の場合、過去の敗北や現政権のイメージが重なり、苦戦が予想されています。
世論調査の傾向
2024年の本選ではトランプ氏がハリス氏を2ポイント上回りました(得票率 50% vs 48%)。
2025年以降の「やり直し」を想定した世論調査ではハリス氏がリードする場合もありますが、予測市場 Polymarket ではハリス氏の勝算は極めて低く(数%程度)見積もられています。
Presidential Election Winner 2028 Predictions & Odds | Polymarket
劣勢の理由
敗北のイメージ
2024年に一度負けているため、「トランプ氏に勝てない候補」という認識が有権者の間に根強く残っています。政権の継承者という弱点
物価高や外交問題など、バイデン・ハリス政権への批判をそのまま背負う形になるため、トランプ氏からの攻撃を受けやすい立場にあります。
現時点でのまとめ
⬛️トランプ氏との対決
ニューサム氏 優勢 (49% vs 41% など)
ハリス氏 接戦〜劣勢
⬛️主な強み
ニューサム氏 政策執行力、刷新感、若年層支持
ハリス氏 高い知名度、党内中核層の支持
⬛️最大の懸念
ニューサム氏 カリフォルニアの諸問題への批判
ハリス氏 過去の敗退、現政権の不人気
現在、Polymarketの予測では、2028年大統領選で民主党が勝利する確率は約60.5%とされており、トランプ氏(あるいは共和党の後継者JD・ヴァンス氏)に対して民主党全体としては有利な状況にあると市場は見ているようです。
2028年の米国大統領選挙で勝利するのはどの政党か?予測… | Polymarket
いいなと思ったら応援しよう!
最後まで読んでくれてありがとうです…!もし気に入ってもらえたら、チップで応援してもらえると励みになります♡