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大人になってからのNANAの嗜み方ってやつを教えてあげましょう♡

Vivienne WestwoodとNANAの公式コラボが発表されました。


ヘッダー画像みたいなファンアート、誇張無しで100回はインスタで見てたから、一回スルーして二度見した。公式!?!?!?
ファンの間では有名な話なんだけど、NANAの実写映画化の際にヴィヴィアンに衣装提供を依頼して、にもべもなく断られてるんだよね。時代が変わったんだなあと。

Xで騒いでたらこのようなお便りをいただきましたので、以下オタクの早口約1,500字をこちらにも載せておきます。

ありがとう♡


めちゃくちゃ答え甲斐のあるお手紙をありがとう!

おっしゃる通り、NANAって人間関係ドロドロだし、何が良いのかわかんないって言ってる人はSNSでもよく見かけるイメージ。

わたしが初めてNANAを読んだのは14歳の時で、当時はそのドロドロすら輝いて見えた。NANAが無ければバンド組むこともなかっただろうし、わたしは紫闇になっていなかったと思う。産まれてくる子供が親を選べないように、不可逆で運命的な出会い。だから思い出補正は正直多分にある。この感覚は、大人になってからNANAに出会った人とはきっと共有し得ない。


そんなわたしが大人になった今、冷静に読み返すと、たしかに共感はし難い。でも、共感できるか否かと好きか否かは全く別の事象だから、許せなくても惹かれていいし、同族嫌悪してもいい。


今読んで特に面白いなって思うのは、やっぱり先ずファッションのディテール!ヴィヴィアンの展示会に呼ばれるくらいのヴィヴィアンフリークになった今、皆が着けてるアクセサリーが具体的にどの商品か分かるようになった。有名なのはナナのアーマーリングとシンちゃんのオーブライターだけど、シンちゃんはハッピーピッグリング着けてるし、詩音さんはブロークンパールピアスしてるし、3連パールのネックレスは今でも普通に売ってるし。ちなみに、ついさっきどなたかのポストで見かけたんだけど、あの婚約指輪はカルティエの1895らしいよ💍
徹底的に描き込まれているから、読む度に新しい発見があるの。すっごくわくわくする!

それから、わたしは臨床心理学をやってきたというのもあって、複雑な家庭環境で育った子供の歪みがすごくリアルに描かれているのも分かる。母親に捨てられたナナと、孤児のレンがずぶずぶに共依存するのってけっこう自然だし、父親のいないレイラが、シンちゃんに惹かれつつも家族同然のタクミを引き摺っちゃうのはそりゃそうだろうなと思うし、ハチは愛されて育ってるけどちょっと知能が低めなのかな?とか。治療者目線ではかなり考察のしがいがある登場人物たちだなと思う。

あと、これだけ全員ドロドロしてるのに、やばい女筆頭のナナってたぶんレン以外男性経験ないんだよなって思うと…愛しい…。笑


NANAに出会った当初はそれこそハチみたいに無邪気にナナに憧れたものだけど、皆より年上になった今、特定の誰かに感情移入するとか、誰と付き合いたいとか、そういう読み方はしていないかな。

人の過ちをどうしたら許せるか、愚かさを受け入れて愛せるか、挑まれる作品であるように思う。「どうしてそんなことしちゃうの?」「よりにもよってそっちに行くの!?」と嘆きながら、それでもその人の選択を尊重して、見守る覚悟を求められる。わたしは現実世界でもそういうことばっかりやってる気がする。

個人的に、if世界線を読者に想像させる作品って名作だよな、って思うんだよね。今流行りのチェンソーマンレゼ篇もそうだし、わたしの愛する名探偵コナンの灰原哀もそうなんだけど。pixivめっちゃ回す力がある漫画ってマジで強い。

フィクションだからこそ、思う存分過ちを犯せる。これだけ人をモヤらせることができる、「自分だったらこうするのに」って想像させるって、それ自体が作品の強さの証明じゃない?

たぶんNANAの影響で若い頃泥沼な恋愛にハマっちゃった人って大勢いると思うんだけど、反面教師にして自分を律することができた人も相当数いるんじゃないかなって思ってる。いろんな意味で、人生変える力を持った作品だと思う。

だからわたしはNANAが好き!


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お便りお待ちしてます♡


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