AIに「二十歳前」をオススメされた話
京浜狂走曲
先日、車の中で音楽を聴いていたところ、CKB(クレイジーケンバンド)の「京浜狂走曲」が流れてきた。
クレイジーケンバンドをご存知ない方もいるかもしれないが、ヒット曲「タイガー&ドラゴン」で知られるロックバンドである。ボーカルは、サングラスをかけたちょいワル風の横山剣(第3期クールスR.C.のボーカルだった人物だ)。
それはさておき、この曲である。ギター、ベース、ホーンセクション、そしてもちろん剣さんのボーカル。すべてが最高にかっこよくて、大好きな曲だ。
昭和歌謡のテイストとムズムズ感がたまらない
この曲は、1970年代の昭和歌謡の雰囲気がありつつ、ソウルやジャズの要素も混ざり合っている(あくまで僕の主観だが)。
他にも「ホーンがかっこよくて昭和テイストのあるソウルフルな曲」がないかと思い、Googleで検索してみた。
AIによる概要
すると、最近の検索結果に表示される「AIによる概要」が現れ、よりにもよって岩崎宏美の「二十歳前」をオススメしてきた。
……全くもって意味不明だ。
だって、クレイジーケンバンドと岩崎宏美だよ?
片や、夜の第三京浜を疾走する光景がありありと浮かぶような、「じっとしていられない、今すぐどこかへ走りに行こう!」という気分にさせるムズムズ感のある曲。
一方の「二十歳前」は、その名の通り二十歳を目前にした少女の心情を描いたスローバラードだ。
共通項といえば「日本の音楽」という点くらいしかない。
聞き方の問題
この時、僕は「京浜狂走曲に似た雰囲気のホーンセクションがかっこいい曲」と検索した。
どうやらAIは「ホーンセクション」というワードに引っ張られたようで、「『二十歳前』もホーンが印象的な曲です」なんてのたまうのだ。
試しに「京浜狂走曲に似た曲」とシンプルに検索し直したら、今度はちゃんとそれっぽい曲が提案された。
聞き方を一歩間違えると、AIはとんでもない提案をしてくるのだな、と思い知らされた次第だ。
ちなみに、個人的に「京浜狂走曲」で思い浮かべるのは、スリー・ディグリーズの「苦い涙」。
それも、東京スカパラダイスオーケストラがカバーしているバージョンだ。
「全然似てないじゃん」と言われたらそれまでなのだが。
蛇足だけれど、この「苦い涙」は岩崎宏美もカバーしてるのだ。
