最低ラインを決めないと崩れる
副業を続けるためには、ルールを作った方がいいし、判断を減らした方がいいし、何を基準に進めるかも決めておいた方がいい。ここまで整理してきて、だいぶ形は見えてきた。ただ実際に続けていくと、もう一つ必ずぶつかる問題がある。どんなに設計しても、崩れるタイミングは来るということだ。
最初は順調に進む。ルールも守れるし、作業もできるし、ペースも安定する。でもずっと同じ状態が続くことはほとんどない。仕事が忙しくなる時期もあるし、体調が落ちることもあるし、生活が変わることもある。気分が乗らない時期もあるし、やる意味が分からなくなる瞬間もある。そのときに一度崩れると、そのまま止まってしまうことが多い。
自分も何度もこれを繰り返してきた。いいペースで続いていたのに、少し間が空いただけで戻れなくなる。今日はできなかった、明日やろう、そのまま数日空く。数日空くとやりにくくなる。やりにくくなると手が重くなる。手が重くなるとさらに空く。この流れに入ると、最初に作ったルールも意味がなくなる。
ここで必要になるのが最低ラインだった。どんな状態でも、ここだけはやるというラインを決めておく。このラインがないと、一度崩れたときに戻る場所がなくなる。戻る場所がないと、そのまま止まる。逆に最低ラインがあると、どれだけ崩れてもゼロにはならない。ゼロにならなければ、戻すことができる。
最初の頃は、この最低ラインを高く設定しすぎていた。どうせやるならちゃんとやろうと思っていたし、中途半端にやるくらいならやらない方がいいと思っていた。でもこの考え方だと続かない。忙しい日もあるし、疲れている日もある。そのたびにルールを守れなくなる。守れなくなると気持ちが切れる。気持ちが切れると止まる。
続いている人を見ていると、最低ラインがかなり低いことが多い。毎日少しだけやる、必ず触る、1つだけ進める。これだけと思うくらいのラインを守り続けている。その代わり、できる日は多くやる。でも基準は低いままにしておく。この形の方が長く続いている。
自分も途中からこの考え方に変えた。最低ラインはかなり低くした。今日はこれだけやれば終わりでもいい、というラインを作った。正直それだけだと全然進まない日もある。でもゼロよりはいい。ゼロにならないだけで、次の日につながる。これを繰り返していると、大きく崩れることがなくなる。
副業は毎日完璧に進めるものではないと思うようになった。むしろ崩れる前提で設計した方がいい。続かない日がある前提でルールを作る。そのときに最低ラインがあると、崩れても戻れる。戻れるから続く。続くから結果につながる。この順番だった。
ここまでやってきて思うのは、続けるためには理想を作るより、崩れない形を作る方が大事だということだった。どれだけ効率が良くても、止まったら意味がない。どれだけやり方が正しくても、続かなければ積み上がらない。だからまずは止まらないことを優先する。そのための最低ラインを決めておく。
ただ、最低ラインを決めても、もう一つ問題が残る。最低だけやっていると、今度は進んでいない感じが出てくる。続いてはいるけど伸びていない。この感覚が出てくると、またやり方を変えたくなる。変えたくなるとルールが崩れる。ここもかなり大きなポイントだった。
次の記事では、この「続けているのに伸びていないと感じる時にどうするか」を書いてみる。最低ラインを守りながら伸ばすにはどうするか、ペースを上げるタイミングをどう決めるか。この部分を整理しておくと、途中で迷いにくくなると思う。
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