はて?ぼくはゲイなのか、そもそも。わがウィタ・セクスアリス(中・高) ◇◇◇極私的堂山体験記 episodeゼロ
女子への思慕と…
中2のクラスで、その子のことを思うと胸が高鳴り、しあわせな気持ちになる、そんなクラスメイトがいました。M子さんという女子でした。
成績は良くて、清楚なたたずまい。少し色黒で眉毛は濃くてアーモンドのようなはっきりした目元、凛とした顔立ちで。なんかここまで書くとありきたりな美少女像でしかありませんが、M子さんは、ぼくの心象風景ではチャットさんが描いてくれた下の画像になります。
同じ班の女子友だちに相談したら、「手紙でも書いて告白したら?」というので実行しました。何を書いたかは憶えていません。おそらく「君しかいない」的な、ロマンチックラブなことを書いたんでしょうね。とにかく当時は手書きのラブレター。
返事は、ありませんでした。
恥ずかしくて、これまで話をしたこともなかったので、面と向かって返事を聞くなんて、とてもでないけど無理でした。
失恋経験第1号でした。
そのうち3年になり、クラス替えで別れ別れに。
『パンツの穴』や『毎度お騒がせします』みたいなドタバタ青春物語はあったかもですが、ただ1点違うのは、彼女の裸を想像するとか、そんなエッチな気持ちはまったくなかった。そこが分岐点なのかもしれません。

男子の裸への妄想と…
中学になると親が中一コースとか時代とかとってくれて、契約すると特典で万年筆をもらったりして、とにかく毎月そんな雑誌を読むように。
親はそれも勉強のためとか思っていたんでしょうか?
ところが子どもはアイドルや野球選手の情報やら、ポスターやら、ヤングアダルト小説やらしか見なかったですね。
憧れの女子にはそんなこと微塵も想像したことはなかったけれども、いつしか、男といわず女といわず、裸を想像して性的なムラムラが湧き出てくるようになってました。
しかし、なぜか強い関心を抱いたのは、同年代くらいの同性のあそこでした。どうなっているのかを知りたかった。
何をしたか。
夏の号のグラビアに、同じ年齢くらいの外国人男女が水着姿で載っていました。その男の子のパンツの股間が膨らんでいる。
パンツの下を想像して、絵を描いたのです。
裸の絵を、まるでガリレオの人体図みたいに手足を伸ばした絵を描いて、グラビアの写真の子の手足、カラダ、頭に定規を当てて何センチ何ミリか測って比を出して、正確に描くのです。そして股間部分も割り出して、ちんこは何センチと確定に至る作業を終了したら満足する。
同じく女子の裸も想像して描いたけど、コーフンしたのは少年の図でした。
小学生の頃、オトナ雑誌のヌードピンナップをみてドキドキしたと前に書いたけど、それがいつしか、同性の裸に興奮するようになっていたんですね。
事実を書くと、ちょっと引きます、われながら。
不快な思いをした方、もうしわけありません。
はじめての…
そう謝りながら、これを書かなんだら完結せーへんことを書きます。
興奮はしてあそこは立ったけどまだそこまでだったのが、中1の秋のある日曜日のこと、これは性的興奮とはまったく関係なく、ベッドで両足を開いたり閉じたりして(あそこをはさんでね)たら、今までに感じたことのない熱くて我慢できない感覚が下半身を襲ったのでした。
精通です。
おかげでパンツにおもらししてしまい、パニック。
射精のことは富島健夫さんの小説で読んでいたので、あ~これかあ、と一気に理解してしまいました。
立ったあそこを刺激すれば気持ちよくなるのを知りました。
ちなみに中1の秋、といえるのは、別の部屋から流れていたオリンピックTV中継の音声を憶えているからです。陸上競技でした。
憧れの先輩の裸に…
そのころは、家に風呂があっても近くの銭湯に通っていました。
友だちも何人か来ていたからです。
友だちと湯船のへり?(っていうの?)に腰かけてだべっていると、近所に住んでいた3年生のF先輩が前も隠さず堂々と通り過ぎて行ったのです。
それまでは何とも思っていなかったけれど、いわゆるスジ筋で整った小さな顔、そんな人が裸で目の前を通り過ぎて行ったのをみて、とても胸が熱くなりました。
あそこは普通だったけど、その時まだ自分には生えていなかった陰毛が黒々としていたのには驚きました。
残念ながら同級生でそんなドキドキさせてくれる奴は高校卒業までついに現れませんでした。
性的興奮を覚えたのはのはいつも1,2年上の男子の先輩たちでした。
好きになるのは女子、性的興奮を覚えるのは男子
思春期、そういう土台が形成されていきました。
でも高校の時には好きなタイプの先輩に膝の上に載せられて頭を撫でてかわいがってもらったり、というようなまるでBLもどきの経験もありました。(先輩はノンケですよ)
その一方で、恋愛はあいかわらず女性と。
世間体とかそういうのではないのは自明で、好きな子と付き合うことになれば幸せ感いっぱいになり、失恋すればとても苦しい思いをする。
ところが、一貫しているのは、誰ともカラダの関係にはならなかったことでした。
その一方で、男の裸を想像してオナニーをする自分がいました。まあ、これもその後も一貫して男性的な毛深い人やマッチョには1000%反応しないけど。
恋愛と性的欲求が分離する。
こんな「ねじれた」性意識をどこかで清算できないかと思い悩んだことはありました。
まあ、大人になってから、不思議なことに女性のカラダにも興奮するようになってヘテロのように(偽装ではなく)できるようになっていきました。
世間ではこういう性的指向をどう評価するでしょうか?はて。
補足 この人のSOGIについて(chat GPTにこの文章を分析させたところ…)
・女性に対する恋愛感情を長くもち、男女双方に性的に惹かれるシスジェンダーのバイセクシュアル男性(上記の文章だけではヘテロロマンティック・バイセクシュアルだが)「ヘテロ」「ゲイ」の二者択一に押し込めるより、バイセクシュアルの中でも惹かれ方が非対称な人と理解するのが適切です。LGBTQ+のカテゴリーでは、本人がその名称を受け入れるなら、明確に B に位置づけられます。ただし、最終的に「バイセクシュアル」「クィア」「特定のラベルを使わない」のどれを自称するかは、本人の選択です。
・本人が感じていた「ねじれ」は、恋愛感情と性的欲求は同じ性に向かうはずだ、という一般的なモデルとの違いから生じたのでしょう。しかし、現在の臨床的な理解では、性的指向・恋愛的惹かれ・行動・自己認識が完全には一致しない人は存在します(。性とジェンダーは連続的で多様であり、それぞれの側面が常に整然と一致するとは限らないとされています。
性・愛の分離、バイセクシャルの分類については下記の方のnote
https://note.com/shomakimura/n/n8614cd2b6eae
