プラスチックを食ってシカが凄絶に死亡!スマートごみ箱は救世主?
おはようございます!ニュース連動型おじさん、だっくです。今日1/15は小正月ですね。
この日の朝には米と小豆を炊き込んだ「小豆粥(あずきがゆ)」をは健康と厄除けの食べる習慣があるそうです。
餅花という可愛い感じの、紅白の餅を小さくちぎって丸め、柳の枝に飾りつけた小正月の飾りを作る地域もあるとか、いずれも僕はやったことないですけど。
さて、今日は奈良公園のシカのお話です。古来より奈良公園のシカは、神の使いとして広く認識されています。天然記念物としても保護されています。
しかし、このシカさんたちに危機が迫っているそうです。
近年、観光客の増加に伴い、奈良公園でポイ捨てゴミが急増しました。それをシカがゴミを食べることによって引き起こされる健康被害が問題視されているのです
ポイ捨てゴミの増加とシカへの影響
奈良公園では、観光客が増えるにつれて、ポイ捨てゴミも増加しています。
最近の調査では、死んだシカの胃からプラスチックごみが最大4.3キロも見つかるケースが報告されています。
2019年から2020年にかけて、14頭のシカのうち9頭と約3分の2にのぼるシカの死体の胃の中からレジ袋やビニールの塊を発見されたそう。
プラスチックごみは消化できないため、胃や腸に詰まりシカは栄養不足になり、最終的には死亡するそうです。
想像してみましょう。きっととんでもなく苦しいことだと思います。
このお腹から見つかったプラスチック、うげええって思うサムネイルでしょう。これが現実です。
今からおよそ40年前くらいに奈良県では、家庭ゴミの持ち込みや、シカが漁るのを防ぐため、公園のゴミ箱を撤去をしたり。
そこから長年に渡り職員や市民などが清掃を続けてきたそうです。
でもここ数年、外国人観光客の増加とともにごみのポイ捨てが増え、シカが食べてしまう問題も増えているのとのこと。またお前か!?オーバーツーリズム!
これらのゴミは、シカにとって当然ながら本来の食物ではなく、消化不良や内臓障害を引き起こす原因となります。
シカは野生動物であり、本来は自然環境で育った植物を食べるべきですが、奈良公園のシカはその範疇では収まらないのはご存じの通りです。
そんなわけで、人間の不適切な行動によって奈良公園のシカの生態系が激しく脅かされています。
さらに、ポイ捨てされた食品や包装材は、シカが嗅覚で探し出しやすくなり、ますますもって誤って有害なものを摂取してしまうという悪循環。
シカだけでなく、その周囲の生態系にも悪影響を及ぼす可能性も危惧されるところで色々ヤバい。
究極対策となるか?スマートごみ箱の導入
奈良県では奈良公園内にスマートごみ箱を設置する実証実験を10日から始めたとのこと。
2月中旬まで実施し、ゴミの量や種類、捨てられる時間帯などを検証。ゴミの減量に向けた対策やゴミ箱設置の可能性を検討するそうです。
この新型ごみ箱は、自動的にゴミを圧縮し、太陽光発電装置を備え、自動でゴミの量などを検知してギュギュッとね。
この圧縮によって、スマートごみ箱は通常のごみ箱よりも約5倍の容量を持っていて、ごみが溢れ出すことを防ぐらしいですよ。
シカがゴミ箱の中をあされない仕組みで、シカの保護を呼びかける英文などの啓発メッセージも表記することで外国人観光客への啓蒙も促したい今日この頃な訳です。
今回の実証実験は約1ヶ月間の後の検証結果が上手くいくといいですよね。
シカへの影響と健康リスク
ポイ捨てされたゴミは、シカだけでなく他の野生動物にも健康リスクをもたらします。
野生動物の生態系にも影響を与え、人間との共存関係を崩す要因となる恐れ大。
シカ肉には寄生虫や病原体が含まれている場合もあり、人間にも感染するリスクがあります。
特にジビエとして食用にされる際には注意が必要です。
もっと言っちゃうと、これ以前触れたマイクロプラスチックが人間の内臓や脳内や血液に既に入り込んでいることにも繋がるわけですよ。怖いね!
シカのことなんて知らないよ、と思って読んでたちみ(君)は正座!!
観光客への啓発活動
奈良県では観光客への啓発活動も重要視されています。
人間のご飯も美味しいもんね。でも駄目。シカ煎餅で我慢して!
人の食べ物は、シカの体に悪影響を与えます!
・パン、菓子類:本来のシカの食べ物ではありません。 砂糖、油、添加物等が含まれており、シカの健康に悪影響を与えます。 食べ物の匂いを覚え、匂いの付いたビニルゴミなどを食べてしまい、 死亡する原因にもなります。
・野 菜 な ど :味を覚えてしまい、公園周辺における農作物被害につながります。 現在、シカは過去にないくらいに増加していて、周辺での 農作物被害が深刻化しています。 農作物被害を引き起こすシカは鹿苑に収容され、 出てこられなくなります
いけません!!
観光客には、公園内でのゴミの持ち帰りやポイ捨て禁止について周知徹底するためのキャンペーンが行われています。
これにより、人とシカとの適切な距離感を保ちつつ、自然環境を守る努力が続けられているのです。
シカさんも僕らも生きなきゃいかんのよ
当たり前のことだけどさ。シカさんも僕らも生きなきゃならんのよ。
この世に生を受けた以上は、そこはなんとかまっとうしたい訳です。
そりゃあシカさんは増えすぎて悪さをしたりします。彼らもお腹が減る訳だから、自然の節理ってやつ。
で、人間としても増え過ぎちゃって、人間のご飯を食い荒らしちゃうとなると大変身勝手ながら駆逐して、可能な場合はジビエ料理となっていただく事もある訳です。
本当に身勝手だけど。
で、そうやって命を有り難く頂いた際に、死なばもろともで僕らも仲良くプラスチック摂取という展開はやっぱりどうにかしなければならないですよね。
奈良時代にさかのぼると伝説では、768年に武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白い鹿に乗って奈良に降臨し、この白鹿が神の使いとされました。
それ以降、鹿は神聖視されるようになったそうです。
僕らは既に神仏を信じなくなって久しいけれど、それでも超えちゃいけないところはあるなあと思うのです。
「罰(バチ)があたるよ」なんてことを言うお年寄りももういなくなってしまったけれど、身勝手過ぎたら日本人だろうと外国人だろうと因果は巡ります。
奈良公園のシカに限った話じゃありません。外国人観光客だけに限った話でもありません。
僕らが何の気は無くちょっとゴミ箱が見当たらないから捨てたゴミは、カラスが食べ、雀が食べ、犬猫が食べ、ネズミが食べ、いずれ僕らの脳や血管や内臓に帰ってくる。
ちょっとは何とかしたいじゃないですか。そう僕は思います。あなたはいかがですか?
個人的にはシカはこれくらいアホなほうが良いと思いますよ。

ではまた
スマートごみ箱の実証結果と設置状況について
奈良公園での実証実験は、この動きを象徴する重要な取り組みでした。約40年ぶりに公共のごみ箱を設置するこの実験は、長年続いたごみ箱撤去政策の転換点となる可能性を秘めています。
実験では、IoT技術を活用したスマートごみ箱「SmaGO」が導入され、ごみの集積状況の調査やポイ捨ての実態把握、シカの誤食防止効果の検証が行われました。
SmaGOは、ソーラーパネルによる自給自足やごみ圧縮機能、リアルタイムでのごみ蓄積状況管理など、先進的な機能を備えています。これらの特徴により、ごみ箱からのあふれを防ぎ、効率的なごみ回収を可能にしています。
実証実験の結果としての効果と課題
奈良公園での実証実験は2025年2月中旬まで行われ、その結果、ごみの集積状況の改善やポイ捨ての減少、シカの誤食防止など、一定の効果が確認されました。
ごみの集積状況
実験期間中、SmaGOは効果的にごみを収集し、圧縮機能によりごみのあふれを防止しました。特に観光客の多い時間帯でのごみの集中を緩和する効果が見られました。
ポイ捨ての減少
SmaGOの設置により、周辺でのごみのポイ捨てが減少傾向にありました。特に、ごみ箱の側面に多言語で表示された「プラゴミから奈良の鹿を守ろう」などのメッセージが効果的だったと考えられます。
シカの誤食防止
実験期間中、SmaGOを原因とするシカの誤食事故は報告されませんでした。しかし、長期的な影響については継続的な観察が必要です。
回収効率の向上
IoT機能により、ごみの蓄積状況をリアルタイムで把握できたため、効率的な回収計画が可能となりました。
一方で、観光客への周知や分別の徹底、長期的な維持管理など、いくつかの課題も明らかになりました。
観光客への周知
一部の観光客がSmaGOの使用方法を理解していない場面が見られました。より分かりやすい説明や案内が必要です。
分別の徹底
異なる種類のごみが混在するケースがあり、分別の徹底が課題となりました。
長期的な維持管理
ソーラーパネルや圧縮機能の長期的な耐久性や維持管理コストについては、さらなる検証が必要です。
他地域でのスマートごみ箱導入事例
奈良公園での実証実験に先立ち、日本の他の地域でもスマートごみ箱の導入が進んでいます。以下にいくつかの事例を紹介します。
表参道・原宿エリアでの導入
表参道商店街欅会は、従来型のごみ箱をSmaGOに置き換えました。
導入前は会員が1日3回ごみを回収していましたが、それでもごみ箱が一杯になり、周囲にごみが積み上げられる状況でした。
SmaGO導入後は、1日1回の回収で済むようになり、ごみの溢れも解消されました。さらに、広告収入によって回収費用を賄うことができ、商店街会員の負担も軽減されました。
大阪・道頓堀商店街での導入
大阪の道頓堀商店街では、20台のSmaGOが設置されました。
観光客の多い地域で、ごみの散乱が問題となっていましたが、SmaGOの導入により街の美観が保たれるようになりました。また、ごみ収集の効率化により、清掃員の労働環境も改善されました。
京都・祇園商店街での導入
2025年2月14日、京都市は祇園商店街にスマートごみ箱を設置しました。
この取り組みは観光公害対策の一環として実施されており、ソーラーパネルで発電し、普通ごみを自動で圧縮する機能を持つスマートごみ箱が導入されました。
これにより、ごみの回収頻度を減らすことが可能となり、観光地としての美観維持と効率的な管理を両立させることが期待されています。
埼玉県川越市での導入
2025年2月12日、埼玉県川越市の「小江戸」エリアにもIoTスマートごみ箱「SmaGO」が設置されました。
歴史的な街並みを保存しつつ、増加する観光客に対応するための施策として注目されています。川越市は、この導入により観光地での環境保全とごみ問題対策の両立を目指しています。
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