木洩れ日
私はジェヒくんのことを、若き大樹のような人だと思っている。枝葉の先までみずみずしく、いつでも溌剌としている。きれいに充ちた自然の中で、じっと、真っすぐ立っている。その樹の下に、人々は誘われるようにして腰をおろす。
もちろん、私もそのひとりである。
その樹は、太陽から降りそそぐ光を一心に受けているように見えた。普通なら焼き付くされてしまうような強い日差しも、大きな躰で抱きとめているようだった。
幹にもたれかかる私は気づく。
じんと灼きつける日差しは青々と茂った葉に遮られて、心地よい明るさとぬくもりだけが残っていることに。涼しい風が頬を撫でることに、驚く。
こずえの葉の隙間から差し込む木洩れ日は、ジェヒくんのやさしさであった。
太陽の放つ光は、ときに強すぎる。
あまりに眩しすぎて、目を逸らしたくなる。
私にとってジェヒくんは、その光をやわらかに濾過して届けてくれるような存在だ。
縁遠いと思っていた前向きな幸福を、世界のあらゆるきらめきを、素直になって受け取ることの素晴らしさを教えてくれる。
いつかはこの木洩れ日に救われるだけじゃなくて、誰かにとってのささやかな木陰になれたらなんてことを夢想するのだ。
ジェヒくんは、心の底から人間が好きなんだろうなあ、と思う。それは自分にはまるでないものだからこそ、すごく眩しく輝いて、頭の上からときめきを降らせる。
好きの気持ちからくるエネルギーをただ内にとどめておくのではなく、行動や言葉に変換して周りに与え続けることは、だれにでも出来ることではない。



“表現を言葉でちゃんとしてくれて…”
“ちゃんと表現してくれるから、いつもすごく伝わってくるし…”
Q. 好きな言葉や支えにしている言葉は?
「サランへ(愛してる)」。言葉できちんと愛情表現することを心がけていて、昨晩もルームメイトのリョウくんに伝えました。
“言葉できちんと愛情表現することを心がけていて…”
コンテンツ内でも、メンバーが”ジェヒくんがほめてくれました”と話しているシーンをよく見る。
皆決まって綺麗な顔を綻ばせて、そのエピソードをにこにこ喋っている。ジェヒくんが日頃から惜しみなく伝えている愛情やほめ言葉は、私たちに届くよりもきっとずっと多い。そのひとつひとつが皆の心にひそかに根を張り、笑顔を咲かせているのかもしれない。

“メンバーたちには雄大な存在より 必要な時に気楽に声をかけられる人になりたい”
グループ内で年長/年少の橋渡しをする4番目。
立場的にも難しさがある筈だ。
けれど、その位置を生かしてみんなが帰ってこられる居場所のような存在であろうとしているのが、なんとも彼らしいスタンスだと感じる。頼られる人でありたいというより、まずは寄り添える人でありたいというような。
ジェヒくんの言葉をなぞっていると、隣にすわって話を聞くこと、相手のささいな努力や表現も見逃さず、惜しみなく言葉にして手渡すこと、そんな優しさを信じている人の輪郭がはっきりと浮かび上がってくるような気がする。
ジェヒくんの誕生日、6月21日は夏至である。
一年のうちで最も昼の長い日。太陽がいちばん長く空を巡る日だ。
あまりにも出来すぎた話で、半ば運命めいたものを感じてしまう。人一倍強い光を抱えながら、それを誰かが受け取れるやわらかな明るさへと変えて手渡してくれる人。
その姿を見ていると、長い長い昼の光を抱いて生まれてきたという事実が、まるで最初からそう決まっていた理のように思えてくるのだ。

ジェヒくん、21歳のお誕生日おめでとう!
あなたが信じる優しさを、これからも大切に抱いていけますように。そして、歌に篭ったその優しさが、世界中の人々をあたため続けますように。
心からそう願っています。
