シン・ウルトラマンBlu-ray&DVD発売!改めて魅力を語ってみる
先日、シン仮面ライダー音楽集と同日にシン・ウルトラマンの映像ソフトが発売されましたね。

昨年映画館で25回(24回+再上映1回)観た映画、11月にAmazon primeで配信されましたが配信はあくまで借り物、当然買いますよね。
参考にならない、お薦めコメント
この映画の良い所を挙げて、どんどん布教していきたい気持ちがありますがなにぶん思い入れが強くてフラットな見方が出来ないのが難点です。
幼少期からウルトラっ子だったが故に「初代ウルトラマンのリアルタイム体験」が出来たこの映画に感謝の気持ちがある、というのは以前の感想記事に書いた通りです。
なので肯定的な事しか書きたくないですし、書けないんですね。手厳しい意見、感想が読みたければ別の方の記事を読んでください的なスタンスです。偏重避けの後ろ向きコメントはわざわざしません。
温かさ、軽さが魅力の登場人物たち
本作、直接的には語られていませんが、端々にシン・ゴジラとの繋がりを感じる作品になっています。次々に禍威獣が現れ、パゴスの様に放射性物質を撒き散らす存在もいる事からゴジラの時以上に危機的状況にも関わらず、シンゴジラの様な緊迫感がありません。最初のネロンガ戦から「打つ手なし」で絶望的なのに「お手上げです」と、どことなくお気楽な空気があります。これで思い出すのは、やはり初代ウルトラマンの第一話です。

ビートルが墜落し、ハヤタの安否が絶望的な状況で本人から連絡があったというフジ隊員の報告に対しイデ隊員は…
「(笑顔で)それは幽霊だよ」
さらに、ベムラーに続いて突然現れた謎の巨人に対し、素性、正体を気にする様子もなくプロレスを観ている子供のように応援をします。ハヤタの行動に対するリアクションもツッコミが追いつかない程ですが当時、これを「リアリティが無い」などと批判する声があったでしょうか。きっとハチャメチャさも含めて「面白い!」と思われたからこそ最高視聴率40%越えの国民的人気番組になったのでしょう。
話をシンに戻しますと、この初代に通ずる「お気楽さ」が魅力になっているのでは、と思っています。それは「強さ」の裏返しにも見えるからです。未知の禍威獣や外星人の脅威に晒されながら「なんとかなるでしょ」という禍特対の雰囲気は、現実で様々な困難に見舞われている現代人を勇気付けてくれている…とまで考えるのは誇大解釈でしょうか。
浪漫が詰まっている二時間

キャッチコピーが「空想と浪漫。そして、友情。」となっていますが、浪漫とは本来外来語で確固たる意味は無いそうです、ですが一般的に「夢、憧れ」というニュアンスで使われています。
まさにその通り、空想特撮によって描かれる禍威獣、外星人、またそれらとの交流は「憧れ」そのものです。メイキング映像で西島さんが語っていましたが、実際に存在しないものへのリアクション、芝居は難しく、面白かったそうです。大人ですらそうですし、特に子供は世の中の事をこれから知っていく、言い換えれば夢に満ちた存在で、たとえテレビの中であっても計り知れないものに憧れを抱くのは自然なこと。ウルトラマンが描く空想の世界は、言葉の通り浪漫なんですね。その世界に惹き込まれると、他の作品では味わえない充足感で満たされる…それこそが令和の時代に蘇った「初代」ウルトラマンの醍醐味だと断言していいと思います。
政府の男に、図星を突かれました
さらにメイキングにミスターシンシリーズこと竹野内豊氏のインタビューがあり、
「この映画はウルトラマン好きにはたまらないもの。子供だけでなく、大人でも中毒になって何回も観る人がいるのでは」
と、仰られており、
「まさに、俺やん」
と笑いを堪える事が出来ませんでした。
そして今、Blu-rayで一回通して鑑賞を終えたところですが、もはや自分の血肉の様に全ての場面が愛おしい。禍威獣も、外星人も、禍特対の面々も、皆大好きな映画です。
…とんでもない物を解き放って平然としていたゾーフィ以外は(彼)。
まぁ彼も、シンウルトラファイトでの実況を頑張ってくれていたので良しとしましょう。
