【信じる目 映すは願い 真か影】
“Belief or Truth?”
人は一度「これが正しい」と信じてしまうと、その信念を裏づける事実ばかりを集めてしまう。
意識していなくても、自分の中の「確信」がレンズとなって、見たい情報だけを選び取ってしまうのだ。
ネットの海には膨大な意見やデータがあるが、信じたい現実に都合のよい断片を拾い集めてしまえば、やがて世界は自分にとって都合のいい形に歪む。
けれど本来、ファクトチェックとは「信じる」ための作業ではなく、「確かめる」ための行為であるはずだ。
自分と異なる意見に触れ、その根拠や背景を理解することで、初めて真実の輪郭が見えてくる。信念は大切だが、それが視野を狭めてはいけない。
僕たちは、見たいものを見ているのか?
それとも、本当に真実を見つめているのだろうか?
