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ドンキーコングJr.と一族の問題

あのキャラクターを語る

 皆さんは「ドンキーコングJr.」というキャラクターをご存じでしょうか?同名のタイトルもありますし、『スーパーマリオカート』にも登場していたので知っている方もそれなりにいることと思います

 「初代ドンキーコング(現在のクランキーコング)の息子」として登場していたドンキーコングJr.。ですが、ゲームキューブ以降は移植作品などを除いてほとんど姿を見せなくなってしまいました

 なぜ彼の登場機会が激減したのか、そして他のキャラと共存しながら出演できないのかなどをいろいろ考察していきます

※あまりにも長いので読みづらい内容になっていたらすみません


初代とJr.と2代目と

 まず、現在のドンキーコングJr.周辺のキャラの設定についてまとめます

初代ドンキーコング(クランキーコング)

 「初代ドンキーコング」はアーケード版『ドンキーコング』で初登場し、『スーパードンキーコング』の直前まで登場していました(※)

 息子はドンキーコングJr.。現状初代ドンキーの息子として登場しているのは彼のみです

 『スーパードンキーコング』発売以降は「ドンキーコング」という名前を2代目ドンキーコングに継がせ、「クランキーコング」として活動するようになりました

 2代目ドンキーコングとは祖父と孫という関係になっています

※『スーパードンキーコング』以降に発売された『ゲームボーイギャラリー』シリーズでは「ドンキーコング」名義で初代ドンキーコングが登場していました
 ですが、基本的にゲーム&ウオッチ作品のリメイクであるためここでは例外として扱います

ドンキーコングJr.

 「ドンキーコングJr.」初代ドンキーコングの息子。『ドンキーコングJr.』で初登場し、その後は主にニンテンドウ64時代まで活動し続けていました

 2代目ドンキーコングとの関係性は不明。ですが、『マリオテニス64』ではプレイアブルキャラとして2代目と共演しています

2代目ドンキーコング

 「2代目ドンキーコング」は『スーパードンキーコング』で初登場した初代の孫。現在活躍している「ドンキーコング」は彼にあたります

ディディーコング

 「ディディーコング」は2代目ドンキーとともに『スーパードンキーコング』で初登場しました

 上記3キャラとの血縁関係はありませんが、「ドンキーコングの相棒」という点で言えばある種「2代目ドンキーコングJr.」みたいなものかもしれません

まとめ

  • 現在の「ドンキーコング」は2代目

  • 初代と2代目は祖父と孫の関係

  • Jr.は「初代の」息子

  • Jr.と2代目の関係性は不明

  • ディディーコングが2代目にとってのJr.的ポジション(血縁関係はない)

ドンキーコングJr.の設定上の問題

 前章でまとめた内容を踏まえて「なぜドンキーコングJr.が扱いにくくなったのか」について考えていきます

もはや「Jr.」ではない

 「初代ドンキーコングの息子」として登場したドンキーコングJr.ですが、現在のドンキーコングは2代目です。2代目は初代の孫なので「現在のドンキーはJr.の次の世代」にあたります

 ゆえに「ドンキーコングJr.と名乗っておきながらドンキーコングの息子ではない」「ドンキーコングJr.なのにドンキーコングの父か叔父」という奇妙な矛盾が生じてしまっています

 初代や2代目の事情を知っている人なら「あぁ、初代ドンキーにとっての息子ね」となりますが全員がその事情を知っていることはまずないでしょう

 ドンキーコングの息子じゃないゴリラが急に「ドンキーコングJr.」として登場したら混乱を招いてしまいます

ディディーコングとの兼ね合い

 これが主な理由なのではないかと思っています。現在活躍中の2代目ドンキーコングには「ディディーコング」という相棒がいます。

 扱い的には「初代にとってのドンキーコングJr.」みたいなものです。そうなると上記の「もはやJr.じゃない問題」も相まって「下手にJr.を出すよりもディディーを出したほうがいい」という考えになるのもうなずけます

まとめ

  • ドンキーコングJr.は現在のドンキーコングの息子(Jr.)ではない

  • 初代・2代目・Jr.関係の話は特別大衆に知れ渡っているわけではない

  • 現在のドンキーにはディディーコングという相棒がいる

  • これらを踏まえると混乱を招かないために下手にJr.は出さないほうが無難

新しいJr.の形

 前章ではドンキーコングJr.が扱いにくい理由を考えました。が、やっぱり彼にも現代の作品に出てほしいです

 なので「こうすれば上手く型にハマるのではないか」という新設定を僭越ながら独自に考えてみました

※あくまで任天堂の事情を全然知らないいちファンが考えた「おこがましい妄想」です。「こうならないとダメだ」みたいな強めの主張ではありません

現在の設定を改変した内容も含みます

ドンキーコングJr.=2代目ドンキーコング

 「2代目ドンキーコングをドンキーコングJr.と統合する」という変更

 現在の設定では2代目ドンキーコングは「初代の孫」という設定でした。それによって生じる矛盾や扱いにくさもたくさんあったと思います

 そこで2代目を「初代ドンキーコング(クランキーコング)の息子(=ドンキーコングJr.)」として再設定すれば「『スーパードンキーコング』を境に「ドンキーコング」を襲名しただけでJr.の存在自体は健在」ということになるのではないかと考えました

 2代目襲名後のドンキーコングのキャラ付けや他のキャラとの関係性などは設定変更前とほぼ同じ。そのためディディーとも相棒になることができます

設定変更前
設定変更後(Jr.と2代目を統合)

 問題は「この設定変更を古参ファンはすんなり受け入れることができるか」という点

 マリオシリーズではこれまでに「(コ)クッパ7人衆の設定変更」「ブラッキーからスパイクへの名称変更」など数多くの設定の変更がありました

 しかし受け入れられるのに時間がかかった例もいくつかありました。変更をどれだけ受け入れてもらえるか、そこは心配です

 ちなみに映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではクランキーとドンキーは親子として描かれていました。ゲームとは別の世界線の可能性もありますが参考までに

次世代ドンキーコングJr.

 上記のように設定を変更することで「初代」「2代目」「Jr.」を全員共存させることはできます

 とはいえ「ドンキーコングJr.」という名前のキャラクターがいなくなるのは寂しいと個人的に思っています

 そこで「2代目ドンキーコングの息子としてドンキーコングJr.を登場させる」のはどうかと考えました

 ベビィマリオやベビィルイージが平然と現代のマリオやルイージと共演しているぐらいなので「過去や未来のキャラクターを普通に登場させてもいいのではないか」と思っています。なんならオヤ・マー博士というかつてタイムマシンを発明した研究者がいるぐらいですし問題ないでしょう(と思います)

 ポジションもベビィたちと同じような「一番の相棒ではないけども深い関わりのある存在」みたいなものに変更。こうすることでディディーコングを相棒ポジションとして引き続き活躍させられます

 よりディディーコングと差別化させるために『スーパーマリオカート』のような「少し大柄なパワータイプ」として出すのもいいかもしれません
 さらに、仮にディンキーコングが再登場した場合にキャラ被りを起こさないために「マリオシリーズ限定キャラ」として出すのもアリかも

まとめ

  • ドンキーコングJr.と2代目ドンキーコングを統合する

  • 統合という形ではあるがJr.と2代目を共存させることができる

  • 統合後も今までの2代目ドンキーコングの設定は健在

  • 「2代目の息子」としてのドンキーコングJr.も登場させる

記事全体のまとめ

★ドンキーコングJr.が扱いにくいと思われる理由(推測)

  • ドンキーコングJr.は現在のドンキーコングの息子ではないため、「ドンキーコングJr.」という名前で出したら混乱を招く可能性がある

  • 現在のドンキーコングには「ディディーコング」という別の相棒がいる

  • 上記2つの理由から「混乱を招かないためにむやみに出さないほうが無難」という結論になってしまう

★この記事で考えたドンキーコングJr.を再登場させる方法

  • 「ドンキーコングJr.」と「2代目ドンキーコング」を同じ存在として統合

  • 名前は「ドンキーコング」だが、ドンキーコングJr.が新しい姿になっただけ(初代ドンキーコングがクランキーコングになったのと同じようなもの)

  • 『スーパードンキーコング』以後の2代目ドンキーコングの経歴やキャラ付け、ほかのキャラとの関係は従来通り。ディディーコングとの関係性も継続

  • 「ドンキーコングJr.」という名前のキャラを登場させる際は新しく「2代目ドンキーコングの息子」として登場させる

  • 問題はこの設定変更をどれだけ受け入れてもらえるか

おわりに

 この記事で取り上げたドンキーコングJr.のようにマリオシリーズやその派生シリーズにはしばらく音沙汰のなくなったキャラクターが数多くいます

 自分はマリオシリーズの派生シリーズのキャラクター全体が大好きです。だからこそ「彼らのような出番の少なくなったキャラにもまた表舞台に上がってほしい」と常々思っています

 ちなみに、35年以上登場機会に恵まれなかった『スーパーマリオランド』の「トコトコ」「パタドン」や数作品しか登場していなかった『レッキングクルー』の「スパイク(旧ブラッキー)」もここ数年で再登場を果たしています

 ドンキーコングJr.やそのほかの似たような境遇にあるキャラもこの流れに乗れる日がいつか来てほしいです

 最後になりますがここまで読んでいただきありがとうございました!

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