「世を捨てる」って、実はとっても前向きなこと!?
今回は江戸時代のストイックなアイドル「捨世僧(しゃせいそう)」のお話だコン!
カワスケ:ねぇねぇ、こんちゃん!「しゃせいそう」って言葉を聞いたんだけど、この世にバイバイしちゃう寂しいお坊さんのことなの?なんだか悲しいよぅ。
こんちゃん:カワスケ、それは勘違いだコン! 「捨世」というのは、お寺の中での出世や、教団という枠組みから離れて、「お念仏の原点」に飛び込むことなんだコン。
カワスケ:えぇっ!出世をポイしちゃうの?もったいないよぅ。
こんちゃん:そこがカッコいいところなんだコン。 当時の普通のお坊さん(官僧)は、組織の中で偉くなる道があったけれど、捨世僧たちは「そんなことより、ひたすらお念仏を唱えたい!」と考えたんだコン。
カワスケ:へぇ〜!徳本さまも、その仲間なのぅ?
こんちゃん:そうだコン! 徳本さまみたいに最初から自由な立場で活動した人もいれば、お坊さんの資格を取ったあとに「やっぱり隠遁して修行するコン!」と飛び出した人もいるんだコン。
カワスケ:お寺も持たずに全国を旅して、厳しい修行をしながらお念仏を広めたんだねぇ。
こんちゃん:一箇所に留まらず、自分を厳しく律する姿は、当時の人たちに「念仏聖(ひじり)」と呼ばれて、アイドルみたいに慕われたんだコン!
カワスケ:みんなに寄り添うために、不安定だけど自由な道を選んだんだね。 ボクも美味しいお魚を食べるのをガマンして、修行してくるよぅ!
こんちゃん:カワスケ、まずはその手に持っているおやつを置いてから言うコン!
