見出し画像

あの「分福茶釜」の正体は…タヌキじゃなかった!?

🐦‍⬛カワスケ:こんちゃん、見て見て!ボク、茶釜をインターネットオークションで落札したよぅ!タヌキさんが化けてないかな?

🦊こんちゃん:「分福茶釜」のお話だコンね。でもカワスケ、それはお湯が無限に出てくる魔法の茶釜だって知ってたコン?

🐦‍⬛カワスケ:えぇっ!タヌキさんが化けてるんじゃないのぅ!?


🍵 みんなが知っている「分福茶釜」

私たちがよく知る「綱渡りをするタヌキの茶釜」のお話は、明治時代に書かれた本で有名になったものなんです。

  • 和尚さんが買った茶釜から手足が生えて動き出す!

  • 気味悪がった和尚さんが屑屋さんに売っちゃう。

  • タヌキが正体を明かし、見世物小屋で大人気に!

  • 最後はお寺(茂林寺)に戻ってハッピーエンド。

🦊こんちゃん:これが一般的なあらすじだコン。でも、舞台となった茂林寺さんに伝わるお話は、ちょっと違うんだコン!


✨ 伝説の姿は「守鶴(しゅかく)」さん

元々の伝説では、茶釜は化けるのではなく、「守鶴」という不思議な僧侶が持ってきたものだと言われています。

🐦‍⬛カワスケ:へぇ〜!魔法のアイテムだったんだよぅ!

🦊こんちゃん:この茶釜、いくらお湯を汲んでも尽きることがなくて、喉を潤す人には「8つの幸運」を授けたと言われているんだコン。
でも、ある日のこと。守鶴さんがお昼寝をしていたら、うっかり「尻尾」を出して正体がバレちゃったんだコン!

🐦‍⬛カワスケ:あちゃ〜、おっちょこちょいなところはボクに似てるよぅ。

色絵狸炉蓋 仁阿弥道八作 東京国立博物館

🦝 タヌキ?🦡ムジナ?それとも…

実は守鶴さんの正体はタヌキではなく、「貉(ムジナ=アナグマ)」だったという説が有力なんです。
タヌキやキツネが茶釜に化けるお話しは、江戸時代中期の草双紙にみられ、もともと違うお話だった茂林寺の伝説も、時代が下るにしたがって混同されたようです。

🦊こんちゃん:ムジナとタヌキの見た目がよく似ているから、いつの間にか「タヌキの恩返し」として広まったみたいだコンね。

🐦‍⬛カワスケ:ムジナさんだったのかぁ!でも、みんなに福を分けてくれる優しい心の持ち主だったんだねぇ。


昔ばなしも、紐解いてみると意外な発見があって面白いですよね。 カワスケとこんちゃんが、こうした歴史のワクワクをこれからも発信していきます!

いいなと思ったら応援しよう!