梅雨が明けたら、今度は雷にご用心
ここ3日ほど、毎日のように雷が鳴っています。
梅雨が明けた途端に気温が一気に上がり、今度は夕方から夜にかけて雷。夏らしいといえば夏らしいのですが、雷が鳴り始めると、私はどうしても落ち着かなくなります。
落雷は、コンピューターをはじめとする電気機器にとって、非常に相性の悪い存在だからです。
怖いのは、建物への直撃だけではない
落雷というと、建物や電柱に直接雷が落ちる場面を想像するかもしれません。しかし、実際に注意しなければならないのは直撃だけではありません。
近くに雷が落ちることで、電線などに瞬間的に大きな電圧が発生し、それがコンセントを通じて建物内の機器へ入り込むことがあります。いわゆる雷サージと呼ばれるものです。
パソコンやサーバーはもちろん、テレビ、エアコン、冷蔵庫、複合機、ルーター、充電器など、今の生活や仕事場にはコンセントにつながった機器が数多くあります。
IT機器は、電源以外にもつながっている
さらにコンピューターやネットワーク機器の場合、電源ケーブルだけを気にすればよいとも限りません。
LANケーブルや電話線、アンテナ線など、外部につながる経路が複数あります。
電源を切ってあっても、コンセントにつながったままであれば影響を受ける可能性があります。
「電源を切ったから大丈夫」とは言い切れないところが、落雷の怖いところです。
雷が鳴ってから慌てない
とはいえ、雷が鳴り始めてから慌ててコンセントを抜くのも危険です。
雷が近づく予報が出ている時には、使わない機器をあらかじめコンセントから外しておく。業務上止められない機器については、雷サージ対応の電源タップやUPSを利用する。大切なデータは、機器とは別の場所にもバックアップしておく。
こうした備えが重要になります。
ただし、雷サージ対応機器やUPSがあれば絶対に安心、というわけでもありません。どれだけ備えても、自然の力を完全に防げるものではないからです。
一番守りたいのは、機械よりもデータ
結局のところ、雷が近い時には、止められるものは止める。外せるものは事前に外す。そして、壊れて困るデータは機器の外にも保存しておく。
地味ですが、それが一番確実な対策なのだと思います。
機械は買い替えられても、そこにしか入っていなかったデータは元に戻せません。
落雷対策というと電源の話ばかりになりがちですが、本当に守るべきものは何かを考えることも大切です。
今日も少しドキドキする夜
梅雨が明けたと思ったら、今度は暑さと雷の季節です。
人間にとっても機械にとっても、なかなか過酷な夏になりそうです。
今日も遠くで雷の音がしています。
仕事で多くのコンピューターやネットワーク機器を扱っている身としては、何事も起きませんようにと願いながら、少しドキドキして過ごす夜です。
