WISC言語理解凹のギフテッド
今で伴走してきた子供たちはほとんどが
『言語理解凸』の『処理速度凹』ですが
中には言語理解凹で他が凸という子達もいます。 そんな子供たちの脳は、言葉ではなく、イメージや図形、パターンで考えるタイプなのです。
今回はそんな比較的マイノリティな子供たちの特性についてお話していきます!
①「わかってるのに説明できない」ジレンマ
自分の頭の中では分かっているのに、それを相手に伝えることができないというジレンマ。話すことに疲れてしまったり、諦めてしまう子も中にはいるのではないかと思います。
頭の中では完璧に理解しているのに、言葉にできない
「どうしてわからないの?」と聞かれても答えられない
算数の文章問題は解けるのに、解き方を説明できない
②言語で説明を求められる場面
これは特に辛いですよね。人間は言葉を使ってコミュニケーションを取るので、ここが凹だと勘違いされたり分かってもらえないことが多いです。誤解を受けやすいのですよね。
作文や読書感想文が極端に苦手
面接や口頭試問で本来の力を発揮できない
ディスカッションや話し合いで意見を言えない
「自分の気持ちを言葉で伝えて」と言われるのが辛い
努力不足だと思われる
③語彙の習得に時間がかかる
慣用句やことわざの理解が遅れる
抽象的な言葉の理解が難しい
言葉での記憶(年号、用語など)が苦手
④心情の理解の難しさ
文章を読むのは遅くないが、内容把握が難しい
行間を読む、推論することが苦手
登場人物の気持ちを問われると困る
⑤視覚的思考の天才
言語化は苦手だけれどいろんなものを図や絵のように認識したり、頭の中でパターン化することが得意だったりします。
図やグラフを一瞬で理解する
パターンやルールを見抜くのが速い
視覚的な記憶力が抜群(写真のように覚える)
⑥非言語的な問題解決能力
これは知覚推理が高いギフテッド傾向あるあるですね。
パズル、ブロック、図形問題が得意
プログラミング、数学的思考が得意
空間把握能力が高い(地図、立体把握など)
⑦処理速度の速さ
情報を素早くキャッチする
マルチタスクができる
反射神経的な課題が得意
⑧ワーキングメモリの高さ
視覚的情報を頭の中で操作できる
複雑な手順を覚えられる
暗算が得意
具体的な実践について
実験、観察、体験から学ぶのが得意
図鑑、動画、実物を見ての学習が効果的
やって見せてもらえれば一発で覚える
一瞬で全体像を把握できる
複雑なパターンを見抜ける
視覚的に考え、創造できる
対策について
自分が言語化が苦手であることを理解した上で、周りの人へどう配慮してもらうか、どのようなコミュニケーションがとりやすいのかは前もって言語化の練習をしたり、メモに書いておくのが対策としてできること。
キャリアについて
そして進路やキャリアになると、プログラマー、エンジニア、デザイナー、技術職、クリエイター、職人、建築家などの言語に頼らない分野で活躍しやすいように思います。
そしてこのような職種に就く人たちは実際に関わってきてこの度お話しした特性の傾向にある人が多いかな〜??と思います。
保護者・支援者へのメッセージ
このプロフィールの子は、「できる/できない」の差が激しく見えるため
周囲から誤解されやすいです。
言語での説明を強制しすぎない
「言えないなら理解してない」と決めつけない
視覚的な方法で表現させる機会を作る
本人が得意な分野を伸ばすことを優先
言語面も成長するが、ゆっくりであることを理解
このタイプの子は、適切な環境とサポートがあれば、非言語的分野で大き
く花開く可能性を持っています✨
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