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Claude Sonnet 5とOpus 4.8はどっちを使う?料金と性能の早見表

2026年6月30日、AnthropicがClaude Sonnet 5をリリースしました。「上位モデルOpus 4.8に迫る性能を、6割の価格で」という触れ込みで、リリース直後から切り替えるべきかどうかの相談が増えています。

結論を先に書くと、日常業務の大半はSonnet 5で足ります。Opus 4.8を残すべき場面は限られており、それがどこかを整理したのがこの記事です。

何が起きたか: Sonnet 5の位置づけ

Claudeのモデルには階層があります。最上位のOpus、主力のSonnet、軽量のHaiku。これまで「性能のOpus、バランスのSonnet」という住み分けでしたが、Sonnet 5はこの境界をかなり狭めました。

エージェント的なタスク(ツールを使いながら自律的に作業を進める種類の仕事)のベンチマークTerminal-Bench 2.1では、前世代のSonnet 4.6が67.0%だったのに対し、Sonnet 5は80.4%。Opus 4.8の82.7%との差は2.3ポイントまで縮まっています。

料金の比較


表1: 項目 / Sonnet 5 / Opus 4.8


Sonnet 5の標準価格は前世代から据え置きで、2026年8月31日までは導入価格として入力$2/出力$10が適用されます。この期間中はOpus 4.8の4割の単価で使える計算です。

無料プランでSonnet 5が使えるのも見逃せない点で、「まず試したい」段階の会社にとって導入の敷居が下がりました。

注意点: トークン数は増える

1つ重要な注意があります。Sonnet 5は新しいトークナイザを採用しており、同じ文章でもトークン数が約30%多くカウントされます。

単価が安くてもトークン数が増えるため、「単純に6割のコストになる」とは限りません。APIで大量に使う場合は、実際のワークロードでトークン数を測ってから移行判断をするのが確実です。チャットで使う分には気にする必要はありません。

どっちを使うか早見表


表2: 用途 / 推奨 / 理由


運用としては「デフォルトをSonnet 5にして、詰まったらOpus 4.8に切り替える」が最もシンプルです。逆(デフォルトOpus)にすると、体感差の小さい仕事にコストを払い続けることになります。

企業利用の観点

モデル選びは個人の好みの問題に見えて、組織で使うと費用に直結します。

  • 有料プランのチャット利用なら、使用上限の消費ペースがモデルで変わる。日常業務をSonnet 5に寄せると上限に達しにくい

  • API利用なら、モデル選択がそのまま請求額になる。導入価格の期間(8/31まで)は移行検証の好機

  • 「どの仕事にどのモデルか」を社内ガイドラインに一行入れるだけで、無駄なコストと「AIが遅い」という不満の両方が減る

このあたりの使い分け設計は、研修で最初に教える価値のあるテーマです。弊社のClaude特化研修でも、モデル選択は初回に扱っています。研修の考え方は「ChatGPT研修と何が違うのか。Claude特化研修という選択肢」にまとめました。

まとめ

  • Sonnet 5はOpus 4.8に迫る性能を6割の単価で提供(8/31までは4割)

  • 日常業務はSonnet 5をデフォルトに、高度な推論・重要判断のみOpus 4.8

  • 新トークナイザでトークン数は約30%増。API大量利用は実測してから移行

  • 無料プランでもSonnet 5が使えるため、試用の敷居は大きく下がった

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