秋を感じさせる曲, 秋を感じさせる歌
今日で 10月は終わり。明日から11月。もう少しすれば「晩秋」。その前に, 一服。一服? タバコは 2009年4月に止めました。一服盛る? 止めてくれ。一服の清涼剤? それがいい。一服, 音楽で「ひと休み」。
Autumn 〜 「秋」, ジョージ・ウィンストン 1980年リリースのアルバム
Longing/Love
日本で人気が出たのは, 1980年末か翌年ぐらい, テレビ放送でのCMで使われたのが切っ掛けかな。というわけで, 遥か昔の学生時代から聴き続けている名曲。
Longing/Love from a 1980 album Autumn by George Winston (Feb 11, 1949 – Jun 4, 2023)
因みに,
今日のタイトル上の画像, そのフルはこれ。これを「フル」と形容するのも妙だけど(形容, 形容, 京葉線, ん? 京葉線は秋めいた路線名ですね)。まぁ木々は「フル」じゃないし, 女性も「フル」ではありません。

では, 「フル」アルバムを。
Autumn
アルバム全編, 癒しの音楽。
Colors/Dance - 0:00
Woods - 10:24
Longing/Love - 17:09
Road - 25:57
Moon - 30:11
Sea - 37:53
Stars - 40:35
ちいさい秋 みつけた
懐かしの .. ボニージャックス, 1962年4月10日リリースの歌。拙者はまだ 1歳半と少し。しかしガキの頃よく聴いた歌だなぁ。これも, 名曲です。
作詞 サトウハチロー(1903年5月23日 - 1973年11月13日)
作曲 中田喜直(1923年8月1日 - 2000年5月3日)
枯葉よ 〜 イヴ・モンタン, エリック・クラプトン
世界的に有名なあれ。つまりこれ。詳しいことはウィキとかで!
イヴ・モンタン(Yves Montand, 1921年10月13日 - 1991年11月9日)さんと, エリック・クラプトンさんで, どうぞ 🎶
Les Feuilles mortes by Yves Montand
Autumn Leaves from Eric Clapton's 2010 album Clapton
いいですなぁ, 秋ですなぁ。メロディに親しんで, 歌詞は吟味してないけど。
トム・ウェイツのあの歌 〜 Grapefruit Moon 歌詞和訳
秋ばかりじゃないものの, たとえば「中秋の名月」の夜などにも聴きたくなる。名曲(今日は, 今日も, 名曲オンパレード)。
拙者の拙訳ならぬ良薬ならぬ良訳(自信満々, 満月の夜になるとより一層, 俺は狼男なのか?)は 以下の note に。
先週金曜(2023年9月29日)の 月 は, 中秋の名月。そして 満月。次に「中秋の名月」と「満月」が重なるのは 7年後になるらしい。つまり, 西暦 2030年。
Grapefruit Moon from Tom Waits' debut album Closing Time, released on March 6, 1973, on Asylum Records
沁みる。
「緑の木の葉は茶色に変わり」と歌う, ポール・サイモン, サイモン&ガーファンクルのあの曲 〜 Leaves That Are Green 歌詞和訳
邦題は「木の葉は緑」だった。でもあれは(遥か昔の小学生時代を振り返りつつだから「これは」じゃなく「あれは」)あんまりいい邦題じゃなかったのではと思う。「木の葉は緑」では何か時間が止まっている「静」のイメージが沸くが, 原題は "And the leaves that are green turn to brown" と歌われる歌詞の一節からとったもの。「緑の木の葉(木の葉の緑)は茶色に変わる」んだから, あくまで時の流れの中にあるのであって, 「木の葉の緑は」とか, 助詞でも添えた方が 歌の主題に即した感じになる。まぁそれはそれで, 今の時代ならありでも 当時としては歌のタイトルとして 座りがわるい語感になるんだろうけれど。
ポール・サイモンが 22, 3歳の頃に書いた曲。一見(一聴?)その若さで こういう歌を書くのか.. と感じたりもするのだが, しかしよく考えると, 逆に若かったからこそ, こういう歌を書けた(書いた)んだろうな, とも思う。おそらく 後者の方が正しい見方なのではないかと。
Leaves That Are Green from Paul Simon's 1965 debut solo studio album The Paul Simon Songbook
Leaves That Are Green from Simon & Garfunkel's 1966 album Sounds of Silence
ではでは。
番外編 〜 「時の流れに」(邦題!), "Still Crazy After All These Years" by Paul Simon
Still Crazy After All These Years 歌詞和訳
拙者による訳, 略して「拙訳」, 中身は「良薬口に苦し」の「良薬」, ではなくて 良訳(と思われる)。
Still Crazy After All These Years, the opening and title track from Paul Simon's fourth solo studio album released on October 25, 1975
名曲中の名曲。
ついでに(と言っちゃナタリーさんに申し訳ないけど)Nataly Dawn によるカヴァーも。
いいカヴァーだと思います。
I Do It For Your Love 歌詞和訳
シンプルながら, 珠玉の名曲。2005年リリースの Herbie Hancock のアルバム "Possibilities" にも, 作詞作曲者 Paul Simon の歌をフィーチャーしたこの曲が収録されている(その音源は下掲 note の中に)。
I Do It for Your Love from Paul Simon's 1975 album Still Crazy After All These Years
珠玉の名曲(上にも書いたけど!)。
50 Ways to Leave Your Lover 歌詞和訳
ポール・サイモンは面白い人で、というかメロディ・メーカーとしてもメタファー・メーカー(なんて言葉がなければこれは拙者の造語)としても天才で、曲も歌詞も素晴らしいものを作ってきた人なんだけれど、面白い人で、と言ったのは、グラミーの最優秀アルバム賞を受賞した1975年10月25日リリースの "Still Crazy After All These Years", 昨日の note 投稿でも取り上げたそのアルバム・タイトル曲の "Still Crazy After All These Years" は "I met my old lover on the street last night" (昨日の夜、街で思いがけず昔の恋人に会った:意訳) と語り始めて、その元彼女、いわゆる「元カノ」とビールを飲みながら昔話をして、「今でもイカレてる」、そういうヴァースで始まる歌なんだけれど、その曲はそのアルバムの A面1曲目で、同じアルバムの A面4曲目では、今度は "50 Ways to Leave Your Lover", つまり「恋人と別れる50の方法」について歌っている、例えばそういうところが面白いと思ったわけで。いきなり長い一文だな(笑)。
もっとも、ポール・サイモン本人がこの2曲の対比について何か考えたかどうか、あるいは何かそこに意図があったのかどうかについては知る由もないけれど。
以下の歌詞の日本語訳は、今日午前中に思い切り短時間で訳してみた、ホヤホヤの和訳詞。推敲に時間をかけてないから、いずれは改訂するかもしれないけれど、とりあえず今日、投稿してしまおうと思う。
で、Paul Simon のオリジナルと、他に、Sophie Milman という名のジャズ・ヴォーカリストの女性ストレート・ヴァージョン、それから Miley Cyrus のバイセクシャルもしくはレズビアン・ヴァージョン(本当にそうかどうかはさて措き!)のカヴァーを取り上げて、それぞれに日本語訳をつけてみた。
原詞にある英単語を、逐語訳的に訳してはいない。そういう意味で意訳っぽいところはあるけれど、元の歌詞の雰囲気に近づけるにはこの方がいいと思う。
例えば、“It’s really not my habit to intrude" は、「おせっかいするなんて私の柄じゃないし」という日本語にした。"intrude" は「(私事に)立ち入る、邪魔する」とか訳す場合が多いんだろうと思う。"habit" なんて「習慣」「癖」、せいぜい「性分」ぐらいだろうけど、「私の柄じゃない」としたところは、本当は「私の趣味じゃない」としてもいいくらいだと思った。
サビのところの、「ジャック, スタン, ロイ, ガス, リー」と名前が連呼されるところは、それぞれのところで、それこそ面白いように英語で韻を踏んでいるわけだけれど(ああいう短い間隔でやるやつも「韻」っていうんだっけ? まぁそこは今日は深く考えないで、とにかく)、それを日本語訳に反映させるのは極めて困難で、無理してやることもないだろうと思う。
ところで、「恋人と別れる方法は 50もあるのよ」と言う女性からさらに “Why don’t we both just sleep on it tonight? And I believe in the morning you’ll begin to see the light” と言われて、こういうシチュエーションで、世の多くの男はどう応えるんでしょうかね。まぁ人によりけり、かつ相手によりけりってところか。そりゃそうだな。女性が男性に言われた場合も然り、LGBT の人が LGBT の人に言われた場合も然り。恋愛なんて、十把一絡げに答えを出すのは無理なんだから。
というわけで、この地球上、実際のところは「恋人と別れる方法」も 50 どころか 70億 ぐらいあるのかな(笑)。
50 Ways to Leave Your Lover from Paul Simon's 1975 album Still Crazy After All These Years
その他, カヴァーは 上掲 note の中。
Gone at Last 歌詞和訳
Paul Simon が Phoebe Snow (July 17, 1950 – April 26, 2011) とデュエットし, ゴスペル・シンガーである Jessy Dixon (March 12, 1938 – September 26, 2011) による Jessy Dixon Singers がコーラスを付けたアップテンポの曲。1975年10月25日にリリースされ, 翌年グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した Paul Simon の 4枚目(S&G解散後では 3枚目, ライヴ盤を含めれば通算で 5枚目)のソロ・アルバム "Still Crazy After All These Years" に収められていたもの。
この「前説」部分で最初に断り書きしておくと, Paul Simon が歌ってる部分と Phoebe Snow が歌ってる部分について, 和訳した日本語に関しては昔風の「男言葉」と「女言葉」に使い分けている。
それって 2022年の今現在のご時勢, 時流や風潮には合わないよね。それは十分, 承知してる。自分は日本語においても女性の言葉と男性の言葉が徐々に重なり合うようになって来ている, 昔と比べて言い回しに差がなくなって来ていることに抗う気持ちなど全くない。だからその意味での「他意」とか妙な意図とかはないんだけど, この歌って 1975年, 日本の(自分としては普段あまり使わない)年号で言ったら, 昭和50年, 思いっきり「昭和」の時代の歌。自分自身, これを初めて聴いた時は中学3年のガキんちょ男子だった。ませガキだったけど(笑)。だからまぁ, ここではとりあえず 次章のような日本語にしてみた。
Gone at Last from Paul Simon's fourth solo studio album (incl. a 1965 album "The Paul Simon Songbook") & his fifth solo album (incl. a 1974 live album "Paul Simon in Concert: Live Rhymin'"), Still Crazy After All These Years, released on October 25, 1975
ラジオで聴いてみよう(ってな雰囲気で!)。
いいねぇ, Paul Simon, Phoebe Snow, and Jessy Dixon Singers 🎶
さて, この曲でノリノリのアップテンポのピアノを弾いているのは Richard Tee (November 24, 1943 – July 21, 1993), ベースを弾いてるのは Gordon Edwards, 二人は共に 1970年代から80年代にかけてニューヨーク中心に活動, 活躍したジャズ/ファンク/フュージョン系のバンド Stuff のメンバーだった人。これでドラムスが Steve Gadd だったりすると, ますます Stuff のノリになるけれど, Steve Gadd は 本曲収録アルバムの 10曲のうち 6曲に参加しているものの(イントロのドラムスが超有名な "50 Ways to Leave Your Lover" の他, "Some Folks' Lives Roll Easy", "Have a Good Time", "You're Kind", "Silent Eyes", そして "I Do It for Your Love"), この曲 "Gone at Last" のドラマーは Grady Tate (January 14, 1932 – October 8, 2017) という人, 自分はこの人に関しては全然詳しくないけれど Wikipedia によればジャズやソウル系のドラマー。
Still Crazy After All These Years (1975) 〜 9/10曲(+)聴き倒し, 4曲歌詞和訳つき
今日の最後はこれ, 名作アルバム紹介。
あれもこれも, この際, これも! ポール・サイモン 80歳の誕生日に 〜 ポール・サイモンの歌, 歌詞和訳とアルバム・レヴュー(ポール・サイモンは今日, 2025年10月31日現在, 84歳です)
