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🌙第二十一夜 なぜ私はいつも“自分の居場所”を感じられないのか

夜が深く静まるほど、
胸の奥で、
“どこにも自分がいないような冷たさ”を
そっと感じる瞬間があります。

誰といても、
どこにいても、
心の奥だけが静かに沈んでいる。

笑っていても、
話していても、
その沈みだけは動かない。

その冷たさが、
あなたをずっと苦しめてきた。


自分の居場所がないと感じる気持ちは、
突然生まれたものではありません。

長い時間をかけて、
少しずつ積み重なってきた
“閉ざしてきた本音たち”の集まりです。

言えなかった弱さ。
届かなかった声。
形にならなかった願い。
沈んだまま触れられなかった想い。
誰にも見つけてもらえなかった痛み。

そのすべてが、
胸の奥に“居場所の空洞”をつくっていった。

だからあなたは、
どこにいても落ち着けなかった。

居場所がなかったのではない。

居場所を感じるための心が、
長い時間の中で深い底に沈んだまま
動けなかったのです。


私にも、同じ夜がありました。

人と話していても、
笑っていても、
胸の奥だけが静かに冷えていた。

その冷たさを、
誰にも言えなかった。

自分だけが浮いているようで、
どこにも馴染めないようで、
心の底に沈んだままの夜が続いた。

けれどある夜、
静かに気づいたのです。

居場所がないのではなく、
心が“本当の自分”を守るために閉じていたのだと。

深海で壊れた心は、
簡単には世界に馴染まない。

それは弱さではなく、
あなたがずっと自分を守ってきた証です。


居場所を感じられない理由は、
あなたの心が壊れているからではありません。

“本当の自分を置ける場所”に、
まだ出会っていないだけです。

心は、
自分を守るために閉じていた。

だから、
どこにいても落ち着けなかった。

居場所がなかったのではない。

あなたの心は、ずっと
本当の自分を置ける場所を探し続けていたのです。


あなたは、
これまでずっと一人で耐えてきた。

落ち着けなかったのは、
あなたが悪いからではない。

心が壊れていたからでもない。

あなたの心が、
本当の自分を守っていたからです。


心源帰処(しんげんきしょ)
──心が本来向かうべき場所へ静かに戻っていくという意。

「なぜ私は“居場所”を感じられないのか」

それは、
あなたの心が“本当の自分を置ける場所”を
まだ見つけきれていないからです。


今日、
胸の奥で抱いた心の沈みは、

まだ触れられていない本音が心の奥底にある証です。

でも、無理に馴染まなくていい。

あなたの心は、
これから“本当の自分を置ける場所”を見つけ出せます。

明日は、
きっと今日より少しだけ心が落ち着く場所に近づけます。


おやすみなさい🌙


🌙この夜の続きを、手元に置いておきたい方へ

心が沈んだ夜。
何もできない自分を責めた夜。
それでも、
もう一度前を向こうとしているあなたへ。
私自身が壊れるまでの経験。
そして、
命の危険を感じた出来事。
その中で気づいたことを、

「限界まで頑張った人が、
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苦しい夜に、
何度でも戻ってこられる場所として
置いていただけたら嬉しいです。

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明日のあなたが、
今日より少しだけ呼吸しやすくなるように。
この本が、
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