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銀婚旅行 #2 陸中黒埼灯台

最近は灯台が好きだ。
雨の日も、風の日も、暑い日も、台風の日も、
ずっと黙って立ち、黙々と照らし続けている。
寒いとか、暑いとか、さみしいとか、悲しいとか、
そんな気持ちを一切持たずに、ただ照らし続ける。
尊敬の念しかない。

今回の旅は銀婚旅行。
この灯台に夫婦で寄る深い意味はない。
俺のリクエストだ。
凛とした佇まいを見たい。それだけだ。

陸中黒埼灯台。
日本の灯台50選のひとつ。
北緯40度、白色の塔型、コンクリート造。
閃光93,000カンデラ。

詳しくはWikiで調べてほしい。

いやー、快晴だ。最高。
駐車場を降りて灯台を探す。
国民宿舎黒崎荘を正面に見て左へ。

まずは大きな地球儀のモニュメント。
「ここ、北緯40度だってよ」
ほう。そうなのか。

北緯40度のモニュメント


次はカリヨンの鐘。
鐘があると、なぜか鳴らしてしまう。
カーン、カーン、カー――ン。
いい音色だ。
幸せを呼ぶ鐘らしい。
銀婚旅行にはうってつけだ。

カリオンの鐘


海がきれいだ。
太陽に照らされてキラキラ輝いている。
リアス海岸の絶壁もすごい。


お、大砲がある。
戊辰戦争のとき、南部藩が新政府軍の船をめがけて撃っていたらしい。
歴史を感じる。

大砲台


そして灯台へ。
階段を降りていくと、白い灯台が青い海に映える。

美しい。

実に美しい。

背丈はないが、凛としている。
黙って照らし続ける姿に、また尊敬の念が湧く。

陸中黒埼灯台


戻る途中、石碑を発見。
伊能忠敬!?。
えっ、ここにも来てるのか伊能先生!。すげーー。

北緯40度30秒。1801年11月10日だってよ。寒かったろうに。
後々に日本を救ってくれた地図を作っていただいた伊能先生に感謝です。
とても歴史の深さを感じるひとときでした。

駐車場に戻ろうとしたとき、また看板を発見してしまった。
「アンモ浦展望台」


ううう…行くか。
ここまで来たら行かねばならない。

渡り廊下をくぐると階段。
先が見えない。

ほらね。やっぱり。言ったとおりだ。

降りること200段超え。

ようやく到着。
海岸線がよく見えてきれいだ。おーーまさに陸中海岸!

下から望む灯台も美しい。

ただ、帰りはしんどい。

建物20階相当の階段を上り、汗だくで車へ。

夏はかなりきついだろう。


灯台もアンモ浦も、最高の景色だった。

陸中黒埼灯台。いいところだった。

今度は夜の海を照らしている灯台を見に行ってみよう。



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