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私が壊れるまで #1 なぜ頼られる人ほど壊れてしまうのか

― 気付いた時には心身の限界を超えている ―


この記事は、私が適応障害と診断されるまでの実体験を記録したものです。

後から振り返ると、心は何か月も前から悲鳴を上げていました。

眠れない。
休んでも回復しない。
旅へ出ても仕事が頭から離れない。

それでも当時の私は、「少し疲れているだけだ」と思っていました。

もし今、
休んでも回復しない、
仕事のことが頭から離れない、
そんな状態にいるなら、
この記事が自分の心のサインに気付くきっかけになるかもしれません。

  • 頼られることが増えた40〜60代の管理職・責任ある立場の方

  • 「自分がやらなければ」と一人で抱え込んでいる方

  • 眠れない日が続いている方

  • 誰にも弱音を吐けない方

  • 適応障害や燃え尽きが気になっている方

  • 頑張っているのになぜかずっと苦しい方


■このシリーズを読むと分かること

  • 頼られる人ほど壊れやすい理由

  • 壊れる前に現れる身体と心のサイン

  • 私が適応障害になった経緯

  • 復職後に椎骨動脈解離になった理由

  • 本当の責任感とは何か

  • 「全部背負わなくていい」と思える考え方


この記事で伝えたいこと

頼られる人は弱いから壊れるのではありません。

責任感が強すぎるから壊れるのです。

私は適応障害になり、
それでも走り続け、
最後は椎骨動脈解離で身体が止まりました。

この記事は、
そんな実体験を通して、

「全部背負わなくていい」

ということを伝えるために書きました。


第1章 はじめに


頼られる人ほど壊れやすい。

私は昔、
そんなことはないと思っていた。

責任感がある人は強い。

真面目な人は倒れない。

そう信じていた。


だが違った。

私は適応障害になった。

それでも職場へ戻った。


そして今度は、

椎骨動脈解離になった。

身体が止まるまで、
私は自分の限界を認めることができなかった。


この記事は、
責任感が強くて苦しくなった一人の男の記録である。



そして、
今まさに全部を背負っている人への記録でもある。


もし今、
眠れない夜が続いているなら、
休日なのに心が休まらないなら。

「自分がやらなければ」

という言葉ばかりが頭に浮かぶなら、
少しだけ読んでみてほしい。

これは、
今まさに全部を背負っている誰かへの記録であり、
タイムスリップした時に過去の私自身へ向けて送る手紙でもある。


第2章 頼られる人とは?


頼られる人には共通点がある。

仕事ができる人だけではない。

話し上手な人でもない。


実は、

「断れない人」

が多い。

  • 困っている人を見ると放っておけない。

  • 頼まれると引き受けてしまう。

  • 誰かが困るくらいなら、自分が我慢した方が早いと思ってしまう。

  • 責任感が強い。

  • 真面目。

  • 約束を守る。

  • 最後までやり遂げる。


だから周囲は安心して頼る。そして気づけば、

  • 面倒な仕事が集まる

  • 役職が付く

  • 相談役になる

  • 地域活動でも声が掛かる

そして本人は、
それを責任だと思って引き受ける。


だが、
ここに落とし穴がある。


頼られる人は、

「周囲の期待には敏感なのに、
 自分の疲れには鈍感になりやすい。」


まだ大丈夫。

もう少し頑張れる。

これくらいはできる。

そう思い続ける。


その結果、
気づいた時には心身の限界を超えている。

頼られる人とは、
能力が高い人とは限らない。

むしろ、

頼られる人とは、

「人を見捨てられない人」

「困っている人を見ると、自分の仕事を後回しにしてでも助けてしまう人」


だから周囲は安心して頼る。

そして本人だけが、
少しずつ疲弊していく。

そういう人ほど、
自分のことを最後にしてしまう。

30代になると、
職場で責任ある立場を任される人が増える。

私もそうだった。

部下を持ち、
現場を任され、
地域活動でも役割が増えた。

頼られることは嫌ではなかった。

むしろ嬉しかった。

必要とされることに、
やりがいを感じていた。


30代は何とかなる。

体力もある。

無理も利く。

睡眠不足でも動ける。

多少のストレスも勢いで乗り切れる。


問題は40代後半だった。

東洋医学では、
男性は8年ごとに身体が変化すると考えられている。

48歳はその節目の一つだという。

私は専門家ではないので真偽は分からない。

ただ、
振り返ると確かに変化はあった。

  • 朝早く目が覚める

  • 疲れが抜けない

  • 酒が残る

  • 足がつまずく

  • 手が滑る

  • 冷蔵庫に物を取りに行っても何を取りに行ったか忘れる

  • 気力が続かない

  • 以前のような回復力がない


そして何より、

「俺ってこんなんだっけ」

と思う瞬間が増える。


今までなら乗り切れたことが、
乗り切れない。

以前なら平気だったことが、
苦しくなる。

それなのに、
周囲から求められる責任は減らない。

  • 職場

  • 家庭

  • 子ども

  • 地域コミュニティ

年齢を重ねるほど、
背負うものは増えていく。

だから危険なのだ。

自分は昔と同じつもりでいる。

けれど身体は少しずつ変わっている。

その変化に気づかないまま、
責任だけを背負い続ける。

頼られる人が壊れるのは、
責任感が弱いからではない。

責任感が強すぎるから、


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私は椎骨動脈解離で2ヶ月の療養を経験しました。発症から診断、入院、療養までの記録をシリーズとして残しています。
もし今、
身体からのサインに戸惑っている方がいたら、
こちらも参考になるかもしれません。


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