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トラや帽子店メドレー(Fl+Cl+Fg)

 トラや帽子店は、ネット情報によると1987〜98年頃に活動していた3人ユニット、とのことですが、Wikipediaにも独立した項がなく、詳しいことは分かりません。新沢としひこ氏の作詞、中川ひろたか氏の作曲が多いのですが、彼らのうち新沢としひこ氏はメンバーに入っていないようです。ともあれ、幼稚園、保育園で広く歌われている「世界中のこどもたちが」や「にじ」は間違いなく彼らの楽曲であり、「トラや」は知らないけど「にじ」は知っている、という日本人は多いはずです。

 このメドレーでは、以下の3曲を取り上げました。

  • 世界中の子供たちが

  • にじ

  • きみとぼくのラララ

 まずは参考音源を聴いてください。

 お世話になった方の定年退職パーティのために作ったため3曲目がお別れの歌になっており、実際にフルートの人が歌いました(参考音源ではオーボエっぽい音で入れています)。また、2曲目の「にじ」はリコーダー三重奏になっています。すなわち、1曲ごとに

  1. フルート → アルトリコーダー → 歌

  2. クラリネット → ソプラニーノリコーダー → クラリネット

  3. ファゴット → ソプラノリコーダー → ファゴット

と持ち替える必要があります。お陰で、本来未就学児でも歌える歌なのに、無駄に演奏ハードルが上がりました。なお、ファゴットはスタンドに立てると持ち替えが間に合わないので、管体を両膝で固定してリコーダーを吹いていました(立奏)。

 ところで、この曲は伴奏音源を作りましたが、伴奏音源には利点も欠点もあります。利点は何といっても音が増えることです。音楽は、リズムが縦糸、和声が横糸で、メロディやオブリガート、ベースラインなどは、この布を彩る刺繍のようなものと私は捉えています。もちろんメロディ等もリズムや和声の一部を担いますが、楽器の数が少ないとどうしても限界があり、穴だらけの布になってしまいます。そこで伴奏音源を作ればリズムと和声を確実に担保できるので、楽器は刺繍に徹することができるわけです。

 しかし、伴奏音源はプログラムされた通りに発音するだけで、一切奏者に寄り添ってはくれません。これが伴奏音源の最大の欠点で、各奏者が、隣の奏者ではなく、伴奏音源に合わせることを意識せざるを得ないため、アンサンブル本来の楽しさが大きく減殺されてしまうのです。ですので、ソロは別として、アンサンブルの場合は伴奏音源無しの方が、私は好きです。もっとも、伴奏音源を作るのは楽譜を書くことの体感10倍ぐらい大変なので、そうそう気軽には作れないという現実的な問題もあります。

◆楽譜

 歌の部分もフルートで吹く場合は、1オクターブ上げて演奏して下さい。

◆伴奏音源

 ちなみに音源はRoland SC-8850です。今や骨董品ですが、まだまだ現役です。

楽譜・伴奏音源の取扱いについて

 以下の記事をご確認ください。

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