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誰かのヒーローになりたかった(2Fl)

 前回に引き続いてのカラオケデュオになりますが、今回は傘村トータさんのボカロ曲から「誰かのヒーローになりたかった」を取り上げます。

 若い人たちの心に響く素晴らしい楽曲で、公式動画には、感動した、救われたという主旨のコメントが沢山寄せられています。歌詞に描かれている心理は、まさに仏教でいう「我執」そのもので、自我が成長する思春期以降に必ずぶつかる壁なのでしょう。

 自分自身を振り返ると、その年代の頃は「生きることの意味」が分かりませんでした。オンラインゲームにいくら金と時間を投入してもサービスが終了すれば水泡に帰すのと同じで、いくら努力や苦労を重ねても死んだら無に帰る。じゃあ、なんのために努力や苦労をするのか、という問いに答えられませんでした。ところがある時、主語を自分ではなく社会とすれば、全てを説明できることに気付いたのです。多分、子供と大人の境界線はここにあると思っています。

 話が大幅に脱線しましたので音楽の話に戻りましょう。この曲は美しいピアノと透明感溢れるボーカルが印象的で、楽器で演奏するならフルート二重奏がピッタリだと思います。有難いことに公式のピアノ伴奏音源が公開されていますので、それに合わせる形で二重奏の譜面を作りました。

 原曲はツインボーカルですが、休んでいる時間が結構長いため、音を追加しています。例えば、1番と2番はメロディがほぼ同じなので、歌詞のない楽器演奏では変化が付かないため、2番のみ伴奏の音を入れています。また、ピアノの間奏・後奏も長いので、ここにも音を追加しています。

◆楽譜 1st Flute

◆楽譜 2nd Flute

 2nd Fluteの代わりにClarinetを入れて、Fl+Clで演奏することも可能です(そこそこ高いですが)。

 素朴なメロディはリコーダーにも合いそうだと思いましたが、実際音域が厳しいです。1stはA~Fなので、F管であれば演奏可能ですが、高音を目一杯まで使うことになります。2ndは更に厳しく、E~DなのでC管でもF管でも実用的な音域に入りません。C管で一部の音をオクターブ下げて吹くしかないでしょう。アルト+テナーが綺麗かもですね。

楽譜の取扱いについて

 以下の記事をご確認ください。


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