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見上げてごらん夜の星を(Fl+Cl)

 「上を向いて歩こう」「明日があるさ」と並ぶ坂本九さんの代表曲ですが、調べてみると元々はミュージカルの劇中歌で、坂本さんがオリジナルでは無かったようです。かの日航機墜落事故で坂本さんが亡くなってから既に40年が経ち、これらの代表曲も様々な歌手によってカバーされ、或いは学校の教科書などに掲載されて、かつて坂本さんの歌であったことは忘れ去られても、音楽は音楽として生き残っている事実は感慨深いものがあります。

 余談ですが、日航機墜落事故のあった1985年は阪神タイガースがバース・掛布・岡田で日本一になった年ですが、実は当時の阪神球団社長であった中埜肇氏がたまたまこの便に乗り合わせ、タイガースの優勝を見ることなく亡くなっています。乗客乗員合わせて520名が死亡、生存者僅か4名という、史上最悪クラスの航空機事故でした。

 さて、アレンジは無伴奏の二重奏ですが、この編成ではどうしてもフルートがメロディ、クラリネットが伴奏という構図になりがちです。その理由は、音質上の制約でフルートがクラリネットを下から支えるのは無理があり、かといってフルートが上から伴奏するとベース不在となってコード感を出し辛い、という問題が生じるためです。これを解決するには、楽器または伴奏音源を増やすか、或いは最初から二重奏前提のメロディで作曲するしかありません。編曲作業で一番辛いのは、実はメロディを勝手に変えられないことだったりします。

◆楽譜

 フルートはずっとメロディなので、ちょっとつまらないかも知れません。

楽譜の取扱いについて

 以下の記事をご確認ください。

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