江戸の常識?|マッチョなキジがヘビをぶち切るはなし
江戸時代の本を読んでいると、今は全然知られていないけれど昔は当たり前に通用していた自然についての伝承に驚かされます。
例えば、蛸が蛇になるという話があります。これは現代では、蛸が人間の想像以上に形も質感も変えるところから蛇になったように見えたのでは?と思われますが、当時は不思議な話として伝わっていたようですね。
江戸前期の怪談集『宿直草』には、ここからの発想か蛸と蛇が決闘する話も出てきます。
さらに今読んでる黄表紙『虚言八百万八伝』には、雉(きじ)が蛇を断ち切るという話が出てきました。
どうするかというと、雉は蛇をあえて体に巻き付かせて、一気に羽を広げて体を膨らませ、蛇の身を切ってしまうそう。
ムキムキマッチョが「フンッ!」と両腕を開いて、ぐるぐる巻きにされた縄を弾き飛ばす感じでしょうか。
恐るべしマッチョ雉……。
調べてみたら、やはり一般的に知られている話だったようで、北斎もそのテーマを絵にしていました。
おもしろいですネ。

それではまた次の記事でお会いしましょう~♪
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