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【怒りの矛先ロスト】カスタマーセンターの菩薩に浄化された日のこと

こんばんは、船長のrinrinです。

皆様、今日も一日の過酷な航海、本当にお疲れ様です。

広大な海(日常)を航海していると、時には思いがけないトラブルに見舞われることがあります。 楽しみにしていた新しいアイテムを開封した瞬間、「あれ…?動かないぞ?」と不良品を引いてしまった時の絶望感たるや。

そんな時、私たちの心には静かなる怒りの炎が灯ります。

本日は、そんな怒りを持ってカスタマーセンターに突撃したはずが、思いがけない結末を迎えたお話をさせてください。


臨戦態勢!鼻息荒くダイヤルを回す


「せっかく買ったのに、最初から壊れてるなんてありえない!」 怒り心頭の私は、購入した商品のサポートセンターへ電話をかける決意を固めました。

頭の中では、すでに完璧なクレームのシナリオが出来上がっています。

「どうなっているんですか」「困ります」「すぐに対応してください」などなど、論理的かつ毅然とした態度でこちらの正当性を主張するシミュレーションはバッチリです。

受話器を握る手には力が入り、鼻息は荒く、まるで敵船に乗り込む前の臨戦態勢でした。

受話器の向こうに降臨した「菩薩」


「プルルル……ガチャ。お電話ありがとうございます。」 繋がった瞬間、私の先制攻撃が始まる……はずでした。しかし、電話口から聞こえてきたのは、シルクのように滑らかで、春の陽だまりのように温かい声。

「この度は、弊社の製品で大変なご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。お客様の大切なお時間を頂戴してしまったこと、心より深くお詫び申し上げます」

……えっ? あまりにも丁寧で、心からの申し訳なさがひしひしと伝わってくるその対応。私の怒りの炎は、まるで滝行のようなマイナスイオンボイスを浴びて、一瞬にして鎮火してしまいました。

そこには、クレーム処理係ではなく、完全に「菩薩」が降臨していたのです。

怒りの矛先を失った、感情の迷子


「いえ、あの、その……」 先ほどまでの威勢はどこへやら。気がつけば、私の声は借りてきた猫のように小さくなっていました。

菩薩(オペレーターさん)が優しく返品交換の手続きを案内してくれるたびに、私は「あっ、はい、大丈夫です」「わざわざすみません」「こちらこそ、お手数をおかけして申し訳ないです〜!」と、見えない相手に向かってペコペコと平謝りする始末。

電話を切った後、手元に残ったのは「誰に怒ればよかったんだっけ?」という、行き場を失った感情だけでした。

怒り狂って電話をかけたはずなのに、最後はなぜか心が浄化されてホッコリしてしまう。この「怒りの矛先ロスト現象」、本当に不思議ですよね。


皆様も、カスタマーセンターの「菩薩対応」に怒りを鎮められ、思わず平謝りしてしまった経験はありますか? 

それでは、明日も皆様にとっていい航海でありますように。….乾杯!🥃✨

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