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【目分量という名のギャンブル】大さじ1を無視した錬金術師の末路

こんばんは、船長のrinrinです。

皆様、今日もそれぞれの海での過酷な航海、本当にお疲れ様です。

拠点に帰還し、疲れた体を癒やすための夕食作り。 本来であれば、レシピという名の「完璧な海図」に従い、正確に針路を進めるべきなのです。

しかし、我々の中には時折、キッチンという実験室で己の勘だけを頼りにする「危険な錬金術師」が目を覚ましてしまいます。

本日は、計量スプーンという文明の利器を放棄し、幾度となく敗北を繰り返している「目分量という名のギャンブル」について語らせてください。


計量スプーンへの敗北と、甘い誘惑


レシピに記された「醤油、大さじ1」「みりん、小さじ2」という明確な指示。 これを守りさえすれば、約束された美味しい宝にたどり着けることは分かっているのです。

しかし、ここで一つの壁が立ちはだかります。 「計量スプーンを出して、そしてそれを洗うという手間」です。

疲労困憊の船長にとって、このわずかな手間は途方もなく面倒な作業に思えてしまいます。 そして、悪魔が耳元で囁くのです。 「大丈夫、大さじ1なんて、ボトルから直接『トトトッ』と注げば同じことだ」と。

錬金術の発動と、手首の裏切り


その囁きに乗せられ、私は計量スプーンを無視して直接ボトルを傾けます。 己の目と手首の感覚だけを信じた、大いなるギャンブルの始まりです。

「トトトッ……あ、少し多く入ったか? まあいい、煮詰めればどうにかなるだろう」

この時の私は、なぜか絶対的な自信に満ち溢れています。 少し手元が狂い、明らかに「大さじ3」くらい入ってしまったように見えても、謎のポジティブシンキングで乗り切ろうとするのです。 鍋の中でグツグツと音を立てるそれは、もはや本来の料理とは別の何かへと変貌を遂げつつあります。

学習能力ゼロの晩餐と、しょっぱい反省


そして訪れる、運命の実食の時。 一口食べた瞬間、脳を突き抜けるような塩辛さ、あるいは甘ったるさが口内を支配します。

「……濃い。圧倒的に味が濃い」

ごまかすために慌てて水を足したり、味を調えようと別の調味料を投入したりしますが、時すでに遅し。 バランスの崩れた味付けは、もはやどう足掻いても修復不可能です。

「あの時、たった数秒を惜しまず計量スプーンを使っていれば……」 強烈な味の食事を水で流し込みながら、私は毎回同じような後悔に苛まれます。

しかし恐ろしいことに、数日後にはまた同じようにボトルを直接傾けている自分がいるのです。この学習能力の欠如こそが、最大のバグかもしれません。


次にキッチンに立つ時こそは、必ず計量スプーンという名のコンパスを握りしめようと心に誓いつつ、今夜は多めに用意した水と共に静かに食事を終えたいと思います。

明日もみんなにとって、素晴らしい航海になりますように….乾杯!🥃✨

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