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ダラットについて

高原都市、ダラット

ベトナム中南部に位置するダラットは、
標高1,000〜1,500mに広がる高原都市です。

年間を通じた平均気温は18〜24℃と穏やかで、
早朝には雲海が広がることもあるほど冷涼な気候が特徴です。

そのため、ダラットはしばしば
「ベトナムの軽井沢」とも呼ばれています。

フランス植民地時代から避暑地として親しまれ、
ベトナムにいながら、どこか別の国に来たような感覚になる場所です。


なぜコーヒーに適しているのか

そんなダラットは、コーヒー栽培に適した条件が揃っています。

標高の高さに加え、昼夜の寒暖差があること。
そして、ゆっくりと実が熟していく環境。

さらにこの地域は、水はけの良い豊かな土地にも恵まれています。

こうした条件が重なり、
コーヒーの味わいに大きな影響を与えています。


多様な農作物が育つ土地

ダラットでは、コーヒーだけでなく、
高原野菜や花卉、お茶の生産も盛んに行われています。

安定した気候に加えて、
肥沃な玄武岩質土壌が、さまざまな作物の栽培を可能にしています。

コーヒーもまた、その環境の中で育まれているのです。


ゆっくりと熟すということ

コーヒーのチェリーは、時間をかけて熟すことで、
より複雑で繊細な風味を持つようになります。

ダラットでは、この“ゆっくりとした成熟”が起こります。

その結果、甘さや香り、酸のバランスが整った、
クリーンな味わいのコーヒーが生まれます。


実際に飲んで感じたこと

はじめてダラットでスペシャルティコーヒーを飲んだとき、
それまでのベトナムコーヒーのイメージとは
まったく違う味わいに驚きました。

強い苦味だけではなく、
やわらかな甘さや、果実のようなフレーバー。

同じベトナムのコーヒーでも
ここまで違いがあるのか、と感じた瞬間でした。


つくっているのは人

ただ、コーヒーの味を決めるのは環境だけではありません。

どのタイミングで収穫するのか。
どのように精製するのか。
どこまで手をかけるのか。

そうした一つ一つの判断をしているのは、
現地の農家の方々です。

コーヒーは、ただの飲み物ではありません。

どこで、誰が、どのようにつくったのか。

身近にある飲み物だからこそ、
その背景を知ることで、一杯の感じ方は大きく変わります。


私たちが取り組んでいること

私たちは、このダラットという産地で、
農家の方々と一緒にスペシャルティコーヒーづくりに取り組んでいます。

味だけでなく、その背景や関係性も含めて、
一つの体験としてどのように届けていけるのか。

まだまだ挑戦は続いていますが、
生産者と消費者がつながる接点をつくりながら、
品質と体験の両方を届けていきたいと考えています。


ダラットの面白さと可能性

ダラットの面白さは、
まだ “完成されていない” ところにあると感じています。

環境は整っている。

ただ、それをどう活かすかは、まだ発展の途中です。

だからこそ、この産地には可能性があります。

どのように育て、
どのように届けていくのか。

関わる人次第で、まだいくらでも変わっていける “余白” があります。

この “余白” は、産地だけで完結するものではなく、
日本でコーヒーに関わる方々や消費者が一緒になって、
少しずつ形になっていくものだと思っています。


Farm to Flavor, with Experience
ベトナム・ダラットの高原から。

※活動の様子はInstagramでも発信しています。
農園を訪れるような感覚で、気軽にのぞいてみてください。
https://www.instagram.com/dalatee_coffee/


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