音速の夢は終わらない——私とコンコルド、そしてOverture
忘れもしない2000年7月25日
私が生まれて初めて一人で飛行機に乗った2000年7月25日。
この日は、超音速旅客機「コンコルド」の墜落事故が起きた日でもあります。
保安検査を終え、搭乗待合室でドキドキしながら初搭乗の時を待っていたら、テレビに「コンコルド墜落」のニュースとその映像が流れました。
皆じっとテレビに見入り、シーンと静まり返った待合室。
初めて飛行機に乗った日が、歴史的な墜落事故の日って‥‥
これ、どんなめぐり合わせ?
夢の超音速旅客機”コンコルド”

1976年に就航し、マッハ2(時速約2,180km)で空を駆け抜けた超音速旅客機”コンコルド”
名前も見た目も性能も超カッコよかった!(実物は見たことないけど)
でも騒音や運航コストの問題に加え、この2000年の墜落事故により信頼を失い、2003年に引退してしまいました。
もう超音速旅客機には会えないのかしらと思っていたら‥‥
超音速旅客機の夢、ふたたび!

Boom Supersonicというアメリカの航空機メーカーが、「Overture(オーバーチュア/序曲)」と名付けた新しい超音速旅客機を開発中とのこと!
やっぱりあれで終わりじゃない‥‥もう一度夢を見られる!
しかも、2030年には就航予定!!
5年後!?
この先どう生きるか悩んでたけど、「Overtureに乗るまで死ねない」という新たな人生目標ができました(笑)
ところで路線と運賃は
就航予定路線は正式発表はされていないようですが、候補として濃厚なルートはいくつか浮上しているようです。
ニューヨーク~ロンドン
ニューヨーク~パリやフランクフルトなどの欧州主要ビジネス都市
マイアミ~南米
そして、サンフランシスコ~東京!
運賃は、ニューヨーク〜ロンドン間の往復で約5,000ドル(約75万円)を目指していると発表されています。
コンコルドの運賃(約2万ドル)と比べて約75%安く、現在のビジネスクラス運賃と同等かそれ以下になるよう設計されているそうですが‥‥
うーむ、やっぱりそれなりのお値段しますよね。
第2世代以降の機体では、4時間の超音速フライトを100ドル(約1万5,000円)で提供するというビジョンを掲げているようですが、ずいぶん差がありますね!
そして第2世代っていつ頃になるんでしょうか‥‥
日本の航空会社は買わないの?

どうやらJALがBoom Supersonicと提携を結び、将来的にOvertureを購入するオプション契約を結んでいるようです。
超音速旅客機に乗る夢が、一気に現実味をおびてきました。
生きているうちに、一度でいいから音速を超えたい!(笑)
ところで気になるのがソニックブーム
超音速飛行といえば、音速の壁を超えるときの「ドォンッ!」という衝撃波、ソニックブーム。
これは何千メートル上空を飛行していても、地上まで聞こえると言われています。
だからコンコルドは基本、海の上しか音速で飛べなかったんですよね。
騒音軽減は克服必須の課題だけど、個人的にはOvertureのソニックブームを聞いてみたい!と思っていたら‥‥
「ソニックブームを地上に感じさせないレベル」を目指して設計や飛行計画がなされているそうです。
(ちょっと残念)
衝撃波を徐々に分散・拡散するようなボディや翼の形状、エンジンの配置、地上にはブームが届かないように飛ぶ技術なんかも研究されているようですよ。
それはそれで素晴らしいですね!
Overtureに早く会いたい
初めて一人で飛行機に乗った2000年から今年で25年。
今は出張や旅行などで、年に4~5回くらい、飛行機に乗ります。
私は1~2時間程度のフライトなら、エンターテイメントには手をつけず、景色や飛行機の音を楽しんでいます。
エンジンの音はもちろん、ランディング・ギアやフラップの駆動音、スポイラーの空気抵抗の音、エルロンの繊細な動き、などなど。
Overtureに乗ってそれを楽しめる日が来ることを想像すると、ワクワクが止まらない‥‥!!
早くOvertureに会いたいです。
(おわり)
最後までお読みいただきありがとうございます♡
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただきありがとうございます🥰
よろしければ応援お願いします