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紅白歌合戦


ブログ開設初日にして、これがまさかの3記事目である。


我ながら恐ろしい筆の速さだが、このやる気が明日以降も続くかといえば、甚だ怪しい。おそらく正月休みという魔法が解け、仕事という現実が戻ってきた瞬間、ネタ探しの億劫さに負け、この熱量は急速に冷却されるに違いない。未来の自分が「三日坊主」ならぬ「一日三記事坊主」として笑い者になる姿が、今から容易に想像できる。


そんなことを考えながら、ぼんやりと紅白歌合戦を眺める。 画面の中では、三山ひろしが今年もけん玉に挑んでいる。


「ダマー」(けん玉愛好家)を自称する私にとっては、知っている選手や有名人が並んでいるのを見るのはやぶさかではない。しかし、けん玉を単なる「児童の玩具」としか認識していない層からすれば、大の大人が揃いも揃って玉を皿に乗せる光景は、奇妙な茶番にしか映らないのかもしれない。現に、ネットニュースのコメント欄を覗けば、毎度おなじみの「いつまでやるんだ」「歌を聞かせろ」といった辛辣な声で溢れかえっている。


マンネリ打破のためにも、いっそのこと志向を変えてみてはどうだろう。
ただ人数を集めて大皿に乗せるギネス記録ではなく、「高難度技の連続成功」を目指すのだ。「稲妻落とし」や「マテオチャンス」といった派手な技が次々と決まれば、けん玉に興味がない視聴者も「おおっ」と身を乗り出すに違いない。


マテオチャンスとはこんな技である。こんなことを書いているが、私は1ミリたりともできない。

もちろん、歌唱直後の息が上がった状態で、そんな針の穴を通すような技に挑まされる三山ひろし本人はたまったものではないだろう。だが、紅白をけん玉大会にしたのは他ならぬ彼自身だ。自分で始めた物語の結末は、自らの剣(けん)と玉でつけてもらうしかないのである。


この記事を書いている間に、石川さゆりの熱唱が始まった。 深夜のテンションのせいだろうか。名曲『天城越え』が、『喘ぎ声』に似ていると頭の中の悪魔が囁く。そんな不謹慎な思考に耽りながら、私は令和7年最後の夜を記している。


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