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兄弟が別園になって悔しかった。でも実はそれが、それぞれのベストだったかもしれないと思えた春

この春から、1歳の次男も保育園に通えることになった。5歳の兄と同じ園を希望していたのだが、それは叶わず別園となった。送迎が2カ所になり、時間も体力も倍かかる。「なんで一緒になれなかったんだろう」と、正直悔しかった。

兄弟一緒の園に通わせたかった。家では兄が弟を構って、2人で楽しそうに過ごす場面も増えてきている。この半年間は、兄が通う園に弟を一時預かりで定期的に預けていた。「今日はふたり一緒の園だよ~」と声をかけると、兄はなんとなく誇らしそうだった。だから、「兄弟は同じ園で一緒のほうが絶対に良い」と疑わなかった

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年長さんになった兄はというと、同じ園にいるのに、4月は毎朝泣いている。でもこれは去年、年少さんから年中さんに進級したときも同じだった。繊細で慎重な彼には、変化そのものがしんどいのだろう。園に弟がいようといまいと、たぶん泣いていたと思う。泣くのは朝、私と別れるときだけだ。でも、夕方お迎えに行くといつもニコニコしている。

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一方でもうすぐ1歳半になる弟は、慣らし保育4日目の今朝、教室に入るなりおもちゃに向かって一直線だった。私はそのまましれっと退散し、3時間後お迎えに行くと、先生に手を引かれながら笑顔でこちらに走ってきた。そのときに、「あれ、彼にとっては、この園が合っているのかもしれない」と感じた。

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兄弟が一緒に同じ園に通うことが、どう考えても最高だと思っていた。だけど、二人はそれぞれ違う性格をしているし、そもそも二人は別の人間同士である。だからきっと、それぞれに合う場所も違う。

別々の園になってしまいやるせなく感じていたけれど、これがそれぞれにとってのベストだったのかもしれない、と思えるようになってきたことに、私がいちばん驚いている。

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玉井だま|社会保険労務士×フリーランス 記事がもしお役に立ちましたら、サポートいただけるととっても嬉しいです。150円でリンツのチョコレートを1個買いたいと思います…!