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こぼれても、ゆっくりでも(子育て日記741)

おはようございます。
3歳の息子は、スプーンやフォークをだいぶ上手に使えるようになってきた。
ご飯を口に運ぶその仕草も、いつのまにか様になっていて、見ていてちょっと誇らしい。

けれど、毎回うまくいくわけではない。
食事中、急におもちゃのことを思い出して気が散ったり、苦手なおかずを前に手が止まったり。
好きなものばかり先に食べてしまって、バランスなんてお構いなし。
机や床にこぼれたご飯粒も、そのまま……。

私はそのたびに、手が出そうになる。
拭いてあげたくなるし、「順番に食べようね」と言いたくなる。
でも、それを我慢するのもまた親の仕事なのかもしれない。

「自分で食べる」という行為は、思っていたよりもずっと奥が深い。
集中力、手先の器用さ、そして“やってみよう”という意志。
全部がそろわなければ、うまくいかない。

それでも彼は今、自分のペースで確かに「食べる力」を育てている。
こぼしながら、汚しながら。
でも、それがきっと正しい成長のかたち。

完璧じゃなくてもいい。
食べきれなくてもいい。
私はその姿を、今日も見守ろうと思う。

こぼれても、ゆっくりでもいい。
今はただ、「自分でやってみたい」という気持ちを大切にしてほしいから。

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