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【適職】転職エージェントが『科学的な適職』を読んで学んだ「仕事選び」の定義

こんにちは。
伴走するキャリアアップ転職エージェントの高橋です。

平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、 いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていき、
多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げながら
現在はパラレルワークの中で転職エージェントをしています。

最近はnoteにて、自身の転職サポートの実体験をベースに、
「転職ノウハウ」「働き方」「キャリアアップ」の3軸
20代・30代の方向けに
実体験や知見を情報発信
しています。
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私は普段、転職エージェントとして
現代のキャリアの新しい考え方や
働き方の定義などの知見を深めるため
定期的にキャリア関連の本を読みインプットをしています。

※過去のキャリア本の読書感想もぜひ、読んでみてください。

今回、その中での以前から
気になっていながら読めていなかった
鈴木祐さん著『科学的な適職』という本を読みました。

※Amazonの購入リンク貼っておきますね!


本著は、転職エージェントの私にとって、
「適職」について目から鱗が落ちる連続の内容でした。

今回は、『科学的な適職』で深く学び気付いた事
簡単にシェアしたいと思います。

ただ、内容が濃厚かつボリューミーだったため
本投稿では
本著で紹介されている「適職の定義」
一般的な適職に対する誤解
鈴木氏から提案された「科学的な仕事選び」についてご紹介し、
私自身の、転職エージェントの立場から
普段の転職サポートにどう活かしていくべきか
について
“転職”や“キャリア選択”で見落とされがちな視点を中心に
8つの見出しに分けて考察していきます。

※詳細はぜひ本著を手に取って読んで、実践していただくのが一番です。


1. 人は、仕事選びが苦手な脳のつくりになっている

高橋良平 適職

「やりたいことが分からない」
「転職を考えているけど、何が向いているか分からない」

この悩み、実は“当たり前”だそうです。
私も薄々、感じていた事が本著を読み、
論理的に腑に落ちました。

人間の脳は、
意思決定にバイアスがかかりやすい構造になっていて、
選択肢があっても“視野狭窄”(視野が狭くなる、思い込みという意味)
陥りがちであると科学で証明されています。

・年収だけで選ぶ。
・逃げの転職。
・自信がありすぎて“選ばれる前提”で企業を見る。
・逆に自信がなくて、「どこでもいい」と妥協してしまう。

そのどれもが、視野が狭くなっている状態です。

まずは「人間の脳は主観的で、冷静に選べない」
という事を知ることが第一歩でした。

そのうえで、
“構造的に”自分を分析していく必要があり、
その助けとなる考え方が本著で紹介されています。

2. 適職の定義とは「幸福が最大化される仕事」

高橋良平 適職

適職とは、
「好きなこと」でも、「得意なこと」でも
「情熱を注げるもの」でもなく

毎日の仕事が、あなたの幸福度を上げてくれる仕事
自身が過去に注いできた努力量が今の仕事への情熱量に比例している

であると定義されています。

たとえば、

  • 朝起きたときに「行きたくないな…」と思わない

  • 帰宅後、「今日もよくやったな」と思える

  • 週5日働いても、人生がすり減らない

自分自身がそんな状態をつくってくれる仕事。

つまり、適職とは“感情”に効く仕事であり
「高い幸福度を感じられるもの」なのです。

3. 適職探しの新定義「AWAKEフレームワーク」

髙橋良平 適職

本書で提唱されていた考え方が
この「AWAKE」
これは、適職を見つけるための行動指針です。

1.幻想から覚める(Access the truth)
2.未来を広げる(Widen your future)
3.悪を取り除く(Avoid devil)
4.歪みに気づく(Keep human bias out)
5.やりがいを再構築する(Engage in your work)

この5ステップで、自分の仕事観や優先度を分析し、調整を繰り返す。

紹介されている見解やツールがまるで、
自分のキャリアに“セカンドオピニオン”を入れるような感覚です。

4. 適職の7つの観点「7つの徳目」

髙橋良平 適職

以下の7つの視点で、
今の仕事や転職先を見直してみてください。

  1. 自由:自分の裁量で動けるか?

  2. 達成:前に進んでいる感覚があるか?

  3. 焦点:自分のモチベーションに合っているか?

  4. 明確:役割やゴールが明示されているか?

  5. 多様:仕事に変化やバリエーションがあるか?

  6. 仲間:信頼できる仲間がいるか?

  7. 貢献:世の中の役に立てている感覚があるか?

詳しい解説は割愛しますが、
この「7つの徳目」に○を多くつけられる仕事ほど、
幸福度が高い傾向にあると解説されています。

5. 最悪な職場に共通する「8つの悪」

髙橋良平 適職

逆に、こんな職場には要注意だと解説されていました。

  1. ワークライフバランスの崩壊

  2. 雇用の不安定さ

  3. 長時間労働

  4. シフトワーク(不規則勤務)

  5. 仕事のコントロール権の欠如

  6. 社内に助け合える仲間がいない

  7. 不公平な評価や待遇

  8. 長時間通勤

これらが揃ってしまうと、
どれだけ好条件でもメンタルが削られます。

実際に、
ネガティブのパワーはポジティブの6倍だそうです。

100%取り除くことはできないまでも、

・自分自身が何を重要視しているのか?
・今の仕事における「悪の数」や先述の「7つの徳目」がどれほど該当しているか?

もし、悪の数が多く徳目が少なかった場合は、
現職での改善もしくは仕事を変えるという選択(この中に転職が含まれる)をしていくと
自分自身、客観的に納得した上で
仕事を選べる
と論じられています。

改めて、
・表面的な「年収アップ」や「有名企業」だけに目が向いていないか?
・自分自身の思い込み(本著で言うバイアス)が激しくなっていないか

冷静に棚卸しをしてみてください。

具体的に作業に落とし込めるツールの紹介は
本著で丁寧に解説されているので、ぜひ読んでみてくださいね。

6. 「ヘルパーズハイ」を感じられる仕事を選ぶ

髙橋良平 適職

幸せな仕事とは、「人の役に立つ仕事」。

…これは、きれいごとではなく
“科学的に正しい”事実だと
これまで多くの実験で明らかにされているそうです。

親切や貢献をすることで、

  • 自尊心(役に立てたという感覚)

  • 親密感(他者とのつながり)

  • 自律性(自分の意思で動けた実感)

この3つの欲求が満たされるからです。

そしてそれが、
やる気ホルモンである
「ドーパミン」の分泌にもつながるそうです。

7. 「キャリアドラフト」という考え方で設計していこう

髙橋良平 適職

人生もキャリアも、予測不能。

ましてや世界のトレント・テクノロジーの変化は凄まじく、
伸びる業界の予測なども含め
3年先、下手したら1年先の未来すら
正確に誰も予測できていない

本著でも語られていました。

だからこそ、
キャリアも“計画通りにいかない前提”で考えた方が良いと推奨されています。

確かに、転職エージェントとしても
現場感覚として納得しました。

今後、
転職・結婚・育児・介護・病気・倒産など…

いろんなイベントや転機が起こる中で、
そういったタイミングで
科学的なツールや定義に基づき
自分や企業を深くリサーチし、
「大枠のビジョン」だけ定め、
あとは柔軟に対応する。

これが「キャリア・ドラフト」という考え方です。

その都度、自分を見つめ直す時間を設けることで
(本著では1~3か月スパンが適切とありました)
キャリアの軌道修正がしやすくなります。

8. 転職エージェントとして気付かされた意識すべき実践ポイント

髙橋良平 適職

この本を読んでから、私は以下のような実践をしていく事にします。

  • 面談時に「7つの徳目」「8つの悪」をベースにヒアリングを行う

  • 求職者のモチベーションタイプ(攻撃型/防御型)を見極める

  • 現職の課題を丁寧に棚卸しし、適職の要件定義を一緒に設計する

  • 志望動機や逆質問を「7つの徳目」と紐付けて考える

  • 採用企業にも、「裁量の度合いや成長環境の有無」を具体的にヒアリング

“好きかどうか”ではなく、
“現時点で幸せになれるかどうか”で
「最善策」を選ぶサポート。

それは、転職かもしれませんし、
今の仕事で改善すれば解決できるかもしれませんし、
社外に目を向け副業に挑戦する事かもしれません。
もしくは、私のような
「パラレルワーク」によって
高度なプロフェッショナル・専門性を高め
起業を目指す事かもしれない。

私自身が転職エージェントの経験な「バイアス」となり
候補者への決めつけや押しつけになるアドバイスはNG
だと肝に銘じました。

本著の「適職」の定義を知り、
転職エージェントの私ができることは
細かくしていけばたくさんあるなと感じました。

そして
「他人の方が的確にフィードバックできる」という研究結果もあると聞き、
まさにそういった存在を目指す事に意義がある。

そして、前々から肌感で確信はしていましたが
私にとって転職エージェントが「適職」である事も
本著を読み再認識する事ができました。

「今の仕事が、客観的に科学的にどれぐらい「○」がつけられる?」
「幸福感を感じられる価値観や状態は?」

もし、あなたが少しでもモヤっとしているなら、
本投稿をきっかけにを読んで
クリアにしてみてください。

明日以降、本投稿でご紹介しきれなかった
『科学的な適職』で登場したキーワードを
転職エージェントの視点から
見解をまとめ、投稿していく予定ですので、

ぜひまた読んで、参考になったら高評価(スキ)をお願いします!


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