見出し画像

不動産投資|いちばんの喜びは『自分の仕事』ができたこと


タイパ、コスパが重視され「いかに効率よく、無駄なく生きるか」が重視される、誰もが忙しく仕事を減らしたい時代にお叱りを受けそうなタイトルですが・・・


宅建に合格したのをきっかけに、不動産投資をスタート。
夫と一緒に取り組みながら、個人・法人を合わせて7物件を所有するまでになりました。


長年専業主婦として育児に専念し、今更「仕事を増やす道」を選んだ私は、少し時代に逆行しているのかもしれません。



今この時点で感じている「大家さんという仕事」について、少し書いてみたいと思います。



育児に専念した10年間


10年間 子どもと離れてひとりになったことはほぼない


話せば長いのですが……
長男が生まれてから三男が幼稚園に入園するまでの約10年間、私はずっと子どもたちと一緒に過ごしました。


専業主婦なのだから全てを自分が引き受けるのは当然と思っていたし、多忙な夫に子どもを預けて出かけたこともなく、自分の健康診断、歯医者、美容院、洋服を買いに行くことさえままなりませんでした。

(そこに対しては、もう少しなんとか出来なかったのかと今では思います。本当にしんどかった……)



家事以外のスキルを身につけることもなく、育児に追われる日々。
とにかく長い外遊び、大きな公園をハシゴする毎日で、家に着いた途端に
「ご飯まだ?」
今まで一緒に外にいたでしょうが(笑)


でも、振り返れば三人兄弟を育てた時間は、大変ながらも本当に幸せな経験だったと思えます。




子どもたちの習い事と中学受験


末っ子が幼稚園に入った時、10年ぶりに「ひとりの時間」ができました。
いつも子どもか荷物を抱えていたので、外出してもなかなか感覚が戻らず、文字通り「肩の荷が降りる」を実感しました。


とはいえ、日中の保育時間は短く、パートを探そうとは思いませんでした。
夕方からは子どもたちの習い事の送迎が待っています。


曜日も場所も内容もバラバラの習い事を、兄弟分カバー。
「何曜日に、誰をどこに何時に送り届け、何時に迎えに行く。」


うっかり間違えて『ホーム・アローン』のようなことになったことも……。


寝落ちしてしまって連絡に気づかず、息子が自力で家まで歩いて帰ってきたこともあります(本当にごめんね!)。


その後、三人は順番に中学受験をむかえました。



親の介護と「自分の時間」



幸い、私の両親は今も元気でいてくれていますが、いつか介護が必要になったときは、きょうだいの中でも時間の融通がきく私が引き受けることになると思っています。


今まで家庭のことを中心に生きてきたからこそ、それが自然な流れのようにも感じます。




「自分の時間」を持つということ



末っ子が小学生になった頃、私は夫に聞いてみました。

「働きに行った方がいいと思う?」

夫の返答は
「別に行かなくていいよ。いくら稼ぐつもり?笑」

少しだけ傷つきましたが、本当にその通りだとも思いました。



ただこのとき、夫が
「家のことをちゃんとやっているなら、好きなように過ごせばいい」
と言ってくれたおかげで今の私があります。

(好きに過ごせばと言われても遊んで暮らせるほどの余裕は無いから、やることが無い!)


子どもたちが学校へ行っている間、私は宅建の勉強をすることが出来たのです。


何時間も、誰にも話しかけられることなく自分のためだけに使える時間。


学生の頃には気づかなかったけれど、勉強する時間を持てるというのはなんと贅沢なことでしょうか。
この時間をくれた夫には、今でも心から感謝しています。



収入が無いという負い目



結婚と同時に退職して専業主婦になった私は、ずっと「収入がないこと」に負い目を感じていました。


三人も育ててるんだからと自分に言い聞かせていましたが、年少扶養控除が廃止され、児童手当も夫の所得制限で受け取れなくなったとき
「私は、国家からも“無償”と見なされているのか…」
と、正直傷つきました。

不動産投資を始めてからも、自己紹介のときに「専業主婦です」「無職です」と言わなければならない場面はあり、少しずつ心が削られていたのを覚えています。



誰かに責められたわけではないのに、自分の立ち位置はあいまいでした。


だからこそ法人から自分にも給与を出せるようになった時は本当に嬉しかったのです。



家族のお世話が自分の仕事。それは自分で選んだこと。
でも「このまま一生そうなのかな?」という不安も、ずっと心のどこかにありました。


末っ子が高校生になった今、子どもたちが私を必要としてくれる時間は、終わりに近づいています。



不動産投資は職業なのか?



不動産や金融のプロとしてキャリアを積んできた人にとって、不動産投資は立派な「職業」でしょう。


けれど私の場合、どうしても「これが私の仕事です」と胸を張るには違和感があります。


所詮、夫の働いたお金を使わせてもらって購入したにすぎないのですから、私が表に立って大きな顔をすることは出来ないという気持ちがあるのかもしれません。


私は何の専門家でもありません。
たくさんの先輩大家さん、税理士さん、銀行の方などにアドバイスをもらいながら、ここまでやってこられました。


物件購入は確かに楽しい経験でしたが、それ自体が目的ではなく「大家さんになる準備の一部」にすぎなかったのかも・・・。



私にちょうどいい仕事、大家さん



そんな私にとって、ちょうどよかったのが「大家さん」という仕事でした。
「不動産賃貸業」と言えばもう少しかっこいい(笑)


自分でやる部分と、外部に任せる部分のバランスを、自分の暮らしに合わせて調整できるのが何よりの魅力。


「投資信託や個別株が何倍になった」「資産が増えている」それらも嬉しいことではありますが、私は不労所得ではなく「自分の仕事」が欲しかった。


入居者さんのちょっとしたお困りごとを解決して、「ありがとう」と言ってもらえる。
それが何よりの喜びです。


今後、物件が増えたり、法人を増やしたりするかもしれません。
夫が仕事を減らしたら旅行に行きたいとは思っていますが、今やってみたいのはそのくらい。
私たち家族の生活が、大きく変わることはないと思います。


私はこれからも息子たちの着なくなったジーンズとTシャツで過ごすような、そんな暮らしがちょうどいいと思っています(笑)



仕事としての「アパート経営」とこれから



私の役割は、「物件をきれいに保ち、入居者さんに適正な家賃で快適な住まいを提供すること。」


そのためには、物件を割安で購入し、黒字経営を維持することが欠かせません。
税金との関係もあり、お金の話・資産運用の話が中心になることも多いですが・・・




それでも私にとって、この仕事は「お金のためだけのもの」ではありません。
主婦でも、育児を終えた後でも、ゼロからでも、学びながら少しずつ自分の仕事を持つことはできる。
今の自分にちょうどいい仕事が見つかったことに喜びを感じています。



これからは、そんな大家さんとしての経験も、noteで少しずつ書いていけたらと思っています。


これから不動産投資やアパート経営を始めようとしている方の、何か参考になれたら嬉しいです。



・これまでの不動産投資の道のりはこちらからご覧いただけます



・不動産投資のコラムはこちらからご覧いただけます

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集