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【韓国生活追想(123)】30年来

北海道旅行から国内線に乗り換え、ここ数日を実家で過ごしてきた。生まれ育った私の町は、私が大学進学を機に去ったときと、さして変わった感じもなく、スマートフォンなんてなかった時代、AIなんてなかった時代とそっくり同じ、そのままの様相で存在しているように見える。

友達に会いに行った。彼とは30年来の友達だ。10年前くらいの同窓会を最後に、SNSでは繋がっていられたけど、なかなか会えないでいた友達だ。

10年の時を軽く超えて、30年の時だってちゃんと超えて、私たちはやっぱり最高の友達だった。なんにも変わらない。共有できてなかった時間を取り戻すように語った。ふざけながら喋ってたって、そのことば選びにちゃんと優しさが乗っかっている。ずっとおんなじだ。

来週に韓国卒業を控えて、ここのところついつい感傷的になってしまう。別れと出会いの時。振り返ってひととの縁について考える。世界のどこに暮らしていても一番必要なときに一番必要な存在でいてくれる友達。大好きだけど会えなくなっちゃった人。手繰り寄せたらこうやってもう一度繋がれる縁であればいいのに。

ここのところ気を抜くとすぐに感傷モードのスイッチが入ってしまう。このページを閉じたらスイッチを一旦オフにしよう。