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【韓国生活追想(110)】単に不運か

夫の悪口を書き連ねながら、私は単に不運だからこんな具合なのかしらと考える。本当だったら「家族に愛されて大切にされて毎日幸せです」とか言えればきっと素敵なのに。

私の両親、家族はみんな仲がよくて、家庭内の不穏みたいなものを経験せずに育ったから、まさか自分がこんな感じになるなんて想像もしていなかった。でもよくよく考えると、運が悪くてたまたまこんなことになっちゃってるわけでは全然ないな、と思う。自分で選ぶべくして選んでこうなってるんだ、ということだ。

頭は忙しくぐるぐる回るのに、日常は平凡で、退屈をしていたのかもしれない。その退屈を埋めるべく、私の無意識が韓国での波乱万丈を手繰り寄せちゃったのかしら、とか。

あるいは長いこと、わがままで注目されたくて幼稚な自分が嫌いだったし、なんでそんなことになってしまうのか、自分のコンプレックスについて考えて考えて、目を瞑りたかった究極に行きついてしまって絶望していたから、意識的か無意識的か、これくらいの荒療治を求めていたんじゃないかしら、とか。

でも本当に劇薬だったな。私が選んだ劇薬だ。オーバードーズで死んじゃう訳にはいかないから、そろそろ卒業です。

韓国を去るまであと40日。次のステージが楽しみだ。