【バンコク暮らし(21)】苦手なこと
なにかの待ち時間にふらっとnoteを覗こうとして携帯を見る。ログインしなおさなくてはいけないときには「ロボットではありません」にチェックを入れて、「信号を選んでください」とか「バスを選んでください」とか指示されながら、ブロックに区切られた写真が表示される。なぜだかわからないけどこれが異様に苦手だ。結構な割合で失敗する。散漫なのか考えすぎなのかわからないけど、失敗する。
苦手なことはたくさんあるけれど、そのうちのもうひとつがトイレットペーパーを評価することだ。
今日の深夜、夫がバンコクの家に到着することになっている。
娘も私もトイレットペーパーについて、これがいいとか悪いとか、気にしたことも話したことも一度もないから、これまではスーパーで持って帰りやすいサイズの適当なものを買っていただけだ。だけど夫は違う。「このトイレットペーパーはいい」とか「このトイレットペーパーは悪い」とかいう。私には一体なんのことを言っているのかさっぱりわからないのだけど。
とりあえず韓国に住んでいたときには、トイレットペーパーに対するこだわりが異様に強い夫が注文していて、家には業者並みの在庫が積み上げられていたけれど。多分3枚重ねのトイレットペーパーだったと思う。夫は「こんなに使い心地が違うんだから」と言っていたけれど、なんのことを言っているのかさっぱりわからなかった。
そんな夫がやってくる。夫のトイレのトイレットペーパーくらい買っておくか、とスーパーで陳列されているものをひととおり眺めたけれど、当然にさっぱりわからない。「3」と書いてあるのが見えて、3枚重ねかなぁと思って適当に買ってきたら、たぶん長さが普通の3倍なのかもしれない。一個ずつが異様にでっかい代物が入っていた。
さて、この一個ずつが異様に大きなトイレットペーパー。夫のお気に召すかしら。まぁ、気に入らないところで嫌なことさえ言われなければそれでいい。無駄にコミュニケーションが発生しなければそれでいい。
