【バンコク暮らし(28)】最新の転校術
「あれ?どうやって追加したんだろう」娘が首を捻っている。よくよく聞いてみると、転校先の同学年の子たちが、娘のSnapchatのアカウントを次々に追加してくれているそうだ。まだ学校は始まっておらず夏休み中なのに。
バンコクの学校に転校するにあたって、テストを終え、インタビューをパスし、受け入れていただくことが決定してから一度、学校を訪問した。娘のソウルの学校の夏休みが始まってすぐ、バンコクの学校がまだ夏休みに入っていないタイミングで訪問した。そのときにバディを紹介してもらって、数人とは少し話をするチャンスがあった。接触はそれだけだ。とくにインスタなんかを交換するでもなく、限られた時間、話をした。娘はそのときにEnglish Nameだけを伝えたそうだ。
そして娘のSnapchatのアカウントはEnglish Nameとは似ても似つかない日本/韓国の名前。もちろん転校先の学校の情報なんか入っていない。どうやって知らないはずの名前から娘のアカウントを割り出したのか。娘にも皆目見当がつかないようだった。
かくいう娘のリサーチ能力もすごい。インスタで同学年の子たちの構成図を完璧に割り出し、研究し尽くしている。ここは4人組でメンバーは〇〇、××、△△、□□、ここも4人組でメンバーは☆☆、★★、♡♡、♥♥、このグループとこのグループは仲がいい。この子のボーイフレンドは▲▲で、このボーイズのグループとこのグループが仲がいい。この子はとってもかわいいしおしゃれだし、人気がありそうなのにあるときから全然友達がいなくなってる。私はこのグループの子たちと趣味が合いそうなんだけど、4人組のうちの一人がこの夏LAに引っ越しちゃったから空いたスポットに私が入ればちょうどいいと思う。等々。
何度も言うが学校はまだ始まっていない。だけどほとんどの生徒の名前を憶えていて、その勢力図も叩き込まれている。
「どうやってリサーチしたの?学校名とか、ましてや学年とか、だれもSNSにあげてないじゃない?」と娘に聞いたけど、「調べればわかる」そうだ。
これが最近の転校事情らしい。明日はオリエンテーション。明後日からは学校が始まる。リサーチの成果が十分に発揮されていいお友達に恵まれますように。
