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【ぼくらがコトを買う理由】複数の◯が重なるとひとはそれを求める

どうやらぼくらは、複数の◯、つまり好き、いい、気になる、という気持ちの◯が重なると、それを求める動きが加速する。つまり購買行動が起きやすい。個人的な体験の一次情報から学術的、経済的事例を調べつつ、現実のビジネスシーンで活かす場合についてまでを考えていきたいと思います。

自己紹介

こんにちは、Web365の野田です。
普段、Web365というフリーのWeb担当として、クライアント企業へのWebから売上増を目標に、Webサイト分析改善(分析・制作・マーケティング)をワンストップでサポートしております。
https://web-365.biz/

周囲の購買行動を通して、モノを買う、つまり経済への考えを深めるための考察マガジン「ぼくらがモノを買う理由」について解説します。どうぞ。


【ぼくらがコトを買う理由】複数の◯が重なるとひとはそれを求める


まず、個人的な体験から気づいたことを書いていきます。

「お互いに楽しめる遊び」が見つかると、いい時間になる

最近、下記ゲームを家族みんなでドハマリ。

子どもと遊ぶとき、「お互いに楽しめる遊び」が見つかると、いい時間になります。ベン図のように、子どもと自分の“好き”や“楽しさ”の◯が重なる瞬間です。お互いの満足度が高くなるんですよね。

具体体に好きや楽しいは下記です。
『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』を買った3つの理由

  1. 家族で家遊びがしたい

  2. 親は経営シュミレーションゲームが好き(過去類似ゲームで体験済)

  3. 子はドラえもんが好き

この“重なり”は、自分のひとりの中でも起きているように感じます。一人の人間のなかにもいろんな欲や関心がありますよね。具体例をいくつか挙げます。

『オーマイプレミアム もちっとおいしいスパゲッティ」』を買った3つの理由

最近買ってみたスパゲッティも同じようにいくつかの円が重ねっています。

  1. パスタが好き(食習慣)

  2. 食感への関心(もちもち)

  3. マーケティング本で見た影響(文脈としての興味)

「屋台湾フェス2025」にいってみた5つの理由

また、最近目にとまった「屋台湾フェス2025」の広告も、複数の“◯”が重なった例です。

  1. 「川崎」という行動範囲内の場所

  2. 教習所跡地という観光的な面白さ

  3. 台湾の屋台グルメ好き

  4. 家族での食べ歩き体験がある

  5. 子どもが喜びそうな特典あり

3斤分の長い食パンを買った4つの理由

小菅製パンさんの食パン

さらには、3斤分の長い食パンを買ったときもこんな感覚でした。

  1. お米以外の割の良い炭水化物に興味がある

  2. 大きい(お得感)

  3. 安い(価格メリット)

  4. 家族の反応が楽しみ(感情的な動機)


【考察】なぜ◯の重なりが人を動かすのか?

このような“複数の◯が重なると購買行動が起こる”という現象は、心理学やマーケティングの分野からも考えてみます。

 マズローの欲求階層説

人は複数のレイヤーで欲求を持ってると言われるマズローの欲求階層説があります。「食べたい(生理的欲求)」「家族と楽しみたい(所属と愛)」「自分らしい選択をしたい(自己実現)」など、それらが一度に満たされそうなとき、人は動きやすくなるのかもしれません。

意味づけが行動を強くする

人は「これは自分にとって意味がある」と思えると、行動しやすくなる「意味づけによる行動の促進」があります。たとえば、「おいしそう」+「家族と分けられる」+「SNSで話題」など、意味が重層的に積み上がると、「これって今の私にぴったりかも」と感じやすくなるのかもしれません。

コンジョイント分析に見る“組み合わせ”の力

マーケティングの調査手法では、人が商品のどの要素の組み合わせに価値を感じるかを測る「コンジョイント分析」があります。人は単一の特徴ではなく、複数の要素の“重なり”で購買判断をしています。

【事例】ビジネス的な類似例

「複数の◯が重なる」をビジネス例でどう扱われているかを挙げてみます。

■ 雑誌のトピック × ◯の重なり(雑誌ビジネスの例)

読みたい記事が1つ → 立ち読みで満足することが多い
読みたい記事が2つ → 迷う
読みたい記事が3つ以上 → 「買って帰ろう」と思いやすくなる
→ 複数の興味(◯)が重なることで、購買の背中を押す

■ メディアミックス × 接触回数の増加(プロモーションの例)

テレビCMで見た → 気になったけど行動はしない
SNS広告でまた見た → 記憶に残る
雑誌の特集でも紹介されていた → 「これは自分にとって意味があるかも」
→ 別メディアでの接触が“重なり”を生み、購買行動を促進

■ 企業やWebサイト、ECサイトにできること

この「◯の重なり」を活かして、企業やWebサイトが取れる2つのアプローチを考えてみます。

  1. 現状把握、サイト内の行動からニーズを探る

  2. 現状把握を踏まえ、商品の“重なり”を見せる伝え方をする

1 現状把握、サイト内の行動からニーズを探る

サイト内の行動でユーザーがどのような◯を持っているかをまずは探ることからはじめる現状把握がおすすめです。

  • メニューのクリック

  • サイト内検索

  • QAのクリック/閲覧

  • ページ内のクリック行動(画像やテキストなどデッドクリック)

  • 絞り込みやタグで“自分だけの重なり”を探せるようにする

下記、ユーザーニーズを探る仕組みを紹介しています。

2 現状把握を踏まえ、商品の“重なり”を見せる伝え方をする

「この商品は◯◯な人に」「こんな場面にも」など、複数の関心に届くような紹介を意識する。



■ まとめ:購買の裏には“重なり”がある

  • ひとはいくつかの◯、“気持ち”、欲望が重なったとき行動する

  • 欲望には一定の一覧性があり、「意味づけ」されると行動は加速する

  • 企業活動に活かすなら、まずは現状把握でユーザーの◯を把握する


以上です。

今後

今後も、気づきのようなものを書いていきますので、タイムラインにいれておいてもいいかな、という方はこの記事を「スキ」やアカウントや下記のマガジン「フォロー」などしていただけますと嬉しいです。

マガジン「ぼくらがコトを買う理由」
周囲の購買行動を通して、モノやコトを買う、つまり経済への考えを深めるための考察マガジン


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