手紙
わたしは今まで、何度もお伝えしてきたとは思いますが、あなたがダメな人だとか、一度も思ったことはなくて、どちらかというと尊敬していましたし、信頼もしていました。
でもきっと、お互い子育てをする中で、必死さのあまり、お互いをないがしろにしてきたのかも知れません。その点においては、わたしも反省するところではあります。
そんな中で、わたしは、あなたに行動の全てにおいて、監視束縛されてきたと感じてきました。わたしの個人としての存在意義も、否定され続けてきたと感じてきました。そして、深く傷つきました。
わたしは、わたしという自分を守るために、あなたと距離をおくことにしました。あなたを変えることはできないと思ったからです。自分を変えることにしました。
あなたは、本当は、本当のあなたは、明るく好奇心旺盛で楽しいことが大好きな、常識的で冷静で、思いやりのある優しい人だと、わたしは思っています。
本人的には、コミュ力がないと思っているかも知れないけれど、そんなことはないと思います。あなたがずっとやりたかったこと、趣味かなにか、分からないけれど、また、そんなコミュニティを増やしていって、友達を作って、これからの人生を愉しむという方向に、目線を変えていって欲しいと思います。
あなたが開放的になれば、意外とみんな優しくて、すぐに友達になれると思います。今までしたくても出来なかったこと、これからはやってもいいと思います。
お金と体力と、精神力が必要なのは分かっているけれど、でも、年齢的にも必要なことになってくることだと思っています。
そして申し訳ないけれど、そのわたしの愉しみの中に、あなたはいなくて、わたしはわたしのコミュニティだけで満たされたいと思っています。
でももしかしたら、数年後とかには、あなたもその中に入っているかも知れないけれど、それは分かりません。
あなたが、あなたらしく、あなたらしさを取り戻したら、そんなあなたをまた素敵だと思って、隣で笑っているかも知れません。
あなたは、大切な家族というコミュニティの中心人物であることは間違いなくて、子供たちの尊敬すべきお父さんであり、わたしの大切な夫であります。あんなにもいい子たちのお父さんであるということに、自信を持ってください。優しく見守っていてあげてください。困っていたら助けてあげてください。
あなた自身が、幸せな人生だったな、人生やりきったから悔いはないと、そんな風に思えるような人生を、これからも歩んでいって欲しいと、心からそう思って応援しています。
そして、あなたからの「ずっと一緒に笑っていたい」という言葉、いつも本当に嬉しく、本当に幸せに感じています。
でも今は、お応えすることができなくて、本当にごめんなさい。いつもありがとうございます。
