【この記事はAIに読ませなくてもいいかもしれません】なたねとAIが社会を読む:なぜ10%払っても国に届かないのか― 多段取引と「途中で消える消費税」
消費税は「売上税」ではない
ここが、すべての出発点
第2章で出した疑問を、
もう一度はっきりさせる。
もし消費税が全額国に届く制度なら、
税率は2%で足りる。
じゃあ、私たちは何に10%払っているのか。
この答えに辿り着くには、
まず 消費税が何ではないか を知る必要がある。
消費税は、
売上税ではない。
もし「売上税」だったら、どうなるか
まず、仮にの話をしよう。
もし消費税が、
売上に対して、そのまま一定率を課す税
いわゆる 売上税 だったら、
構造はこうなる。
300円で売ったら
2%なら6円
10%なら30円
売った人が、そのまま国に納める。
仕入れがいくらだったか、
取引が何段階あったかは関係ない。
売上税の世界では、こうなる
売上税には、
はっきりした特徴がある。
国に入る税額が分かりやすい
消費者が払った分と、国に入る分が一致する
途中で「消える税」が発生しない
つまり、
「払った税が、そのまま国に行く」
という感覚と、制度が一致する。
売上税の弱点も、もちろんある
もちろん、売上税が万能なわけではない。
粗利の薄い業種ほど重くなる
多段取引が重なると、税が累積する
価格が上がりやすい
いわゆる
多段階課税の問題が起きる。
では、消費税はどう違うのか
ここで、消費税に戻る。
消費税は、
売上に課税する税
ではない。
事業者が国に納めるのは、
売ったときに受け取った消費税
仕入れのときに払った消費税
この 差額だけ。
これを
仕入税額控除
と呼ぶ。
消費税は「付加価値税」だ
消費税は、
自分が付け加えた価値にだけ課税する税
だ。
だから、
原材料費
外注費
仕入れ
これらに含まれる消費税は、
後で差し引いていい、
という設計になっている。
多段取引の結果、何が起きるか
ここで、
単純な例を見てみる。
原材料 → 加工 → 小売
取引が3段階ある場合、
消費者は最終価格に10%払う
各事業者は「差額」だけ納税する
結果として、
消費者は10%払うが、
国に届く税は細切れになる。
これが、
不正でも
脱税でもなく
制度通りに起きている現象だ。
売上税と消費税の決定的な違い
ここを一度、整理する。
視点
売上税
消費税
国に届く税
売上×税率
付加価値×税率
多段取引
税が累積
税は分散
消費者感覚
払った分=国へ
払った分≠国へ
税率の見え方
低く設定可能
高く見える
どちらが正しい、
という話ではない。
問題は「どちらか」ではなかった
ここで、
この章の結論を書く。
問題は、
売上税か
消費税か
ではない。
問題は、
消費者に「10%払わせる税」でありながら、
その10%が国に届く前提で説明されてきたこと
だ。
私たちは、何に10%払ってきたのか
もし、
「これは売上税ではない」
「全額は国に届かない」
この前提が、
最初から共有されていたら。
10%という数字は
ここまで受け入れられただろうか。「公平な税」と呼ばれただろうか。
次の章で、話を政治に引き上げる
ここまでで、
制度の構造
税率の正体
説明されなかった前提
は、すべて揃った。
次に出てくる疑問は、
これしかない。
じゃあ、
なぜこの20年間、
誰もこの話をしなかったのか。
なたね注:
※このシリーズは会社経営者のなたねが消費者目線極振りで書いています
まずここですね。
いわゆる 売上税 だったら、
構造はこうなる。300円で売ったら
2%なら6円
10%なら30円
売った人が、そのまま国に納める。
仕入れがいくらだったか、
取引が何段階あったかは関係ない。
これどう思いましたか?
私おかしいと思いませんでした。
デメリットも含めて。
で、これどっちが正義とかの話じゃないんですよ。
両方議論あるらしいです。
ただ新興国で売上税導入すると軒並み死ぬので付加価値税でやってる。
みたいなところあるらしいです。
売上税がダメってことはないし付加価値税が正義でもないんです。
経済ってわからないよねっていう話です。
そして私からすれば変な間接税やめれば?でしかないんですけどね。
で、今回はあくまで消費税収を私たちの税負担に治したらっていう。
視点の話だったんですけど。
前回もふれたとおり消費税って10%でも足りないみたいな話ありますよね。
逆に10%全部届いていれば消費税足りるくない?みたいな世界線もあるはずなんですね?
実際日本の社会保障費っていくらあってもたんないんですけど。
そういう視点で考えてみるのもいいのかなと思いました。
次回どうでもいい回を1個はさんでから。
子育てあるあるシチュエーションではないんですが。
この私たちの納めている8%をどぶに捨てている消費税。
私ならどうするかっていう話を書いて終わります。
お楽しみに。
