【積読40冊の絶望】読書時間がゼロになった私が、Kindle本をAIの脳に移植する支援ツールを自作した話
読書好きのみなさん、こんにちは!
突然ですが、みなさんの手元には
「買ったけれど読めていない本」がどれくらいありますか?「本を読みたい、新しい知識を吸収したい」
その気持ちは人一倍強いのに、仕事や日々の生活に追われて、どうしても本を開く時間が作れない……。
かつて貪るように本を読んでいた私が、本を開けなくなるまで
私は、自他共に認める読書好きでした。多いときには週に2〜3冊、月に10冊というペースで本を読み漁る日々。数百冊もの本を読み進めて知識を蓄える時間と、これまでに読破した本がずらりと並ぶ本棚を眺める時間は、私にとって何よりの至福でした。しかし、人生のステージが変わるにつれて、その時間は急激に奪われていきます。
結婚、妻の出産、そして日々の家事や育児、家族のサポート。日常生活の目まぐるしい変化の中で、気づけば机に向かってじっくりと本を開く時間は「ゼロ」になっていました。
手元に残されたのは、読むに読めない**「40冊以上の積読(つんどく)」**。それらの大切な本たちは、いつしか段ボールに詰められ、押し入れの隅へと追いやられていきました。
「本を読みたい、知識を得たい」という強い欲求と、「時間が物理的に足りない」という現実の狭間で、私はずっともどかしさを抱えていたのです。
NotebookLMとの出会いと「自炊」の味
そんな悶々とした日々の中で出会ったのが、GoogleのAIノートブックツール**「NotebookLM」**でした。
書籍などのデータを読み込ませることで、AIがその内容を完全に把握し、対話形式で質問に答えてくれる。この存在を知ったとき、私の中で一つの閃きがありました。
「時間がなくて読めないなら、手元の本をデジタル化して自分ではなくAIの脳に預けてしまえばいいのでは?」
そこからの行動は早かったです。
本をバラバラに裁断し、スキャナーで読み込む、いわゆる「自炊(じすい)」の環境をすぐに整えました。非破壊式のスキャナーなども検討しましたが、実用性を重視して私が最終的に選んだのは『ScanSnap』でした。
実際に自分で裁断し、デジタル化した書籍のデータをAIに渡し、チャットで質問を投げかけてみる。
すると、まるで本の著者が目の前にいるかのように的確な答えが返ってくる――。この体験には、言葉にできないほどの感動を覚えました。私の知識のインプット効率は、ここから爆発的に加速したのです。
(※ただ、お気に入りの紙の本を裁断する切なさ、スキャンには少なからず手間がかかるというネックもありました。このあたりの葛藤はまた別の機会に書いてみようと思います。)
Kindleという、「壁」
「本をAIに与える」この楽しさに味を占めた私が、次に目を向けたのは、かつて購入したまま眠っていた**「Kindle等の電子書籍」**でした。多くの電子書籍は購入しても読むのは一度きり。なかなか読み返すことがなかったのです。
「電子データなのだから、紙の本よりも簡単にAIに渡せるだろう」
そう高を括っていたのですが、現実は甘くありませんでした。Kindleのデータをそのまま素直にAIへ抽出・エクスポートする手段が、どうしても見つからないのです。
「1ページずつ自分でスクリーンショットを撮っていけばあるいは……」とも考えましたが、何百ページもある本を前に、その途方もない手間に絶望し、一度は諦めかけました。
電子書籍として手元にあるのに、AIに渡せない。このもどかしい壁を前にして、私は思いました。
「手段がないなら、自分でツールを作ってしまえばいい」
理想の機能をすべて詰め込んだ『BooksArchivist Pro』
ちょうどその頃、私はのAIに対する興味はピークに達しておりGoogle AIに関わる研修を受ける機会を得ました。そこで得た知見や技術を総動員し、「自分が本当に欲しいもの、やりたいこと」をすべて詰め込んだツールの開発に着手したのです。
そうして完成したのが、情報管理・電子書籍アーカイブ支援ツール**『BooksArchivist Pro』**です。
自分で言うのも恐縮ですが、その完成度はかなり高いと自負しています。
基本となる「自動ページめくりアシスト」と「キャプチャ機能」に加え、それらをスムーズに「PDF化」する機能、さらには簡単な「画像処理機能」までを網羅させました。手作業なら何時間もかかるプロセスを、圧倒的に効率化する仕組みです。
(※このツール開発のきっかけとなった、Google AIプロフェショナル認定を受けての学びや感想についても、また別の記事でじっくり語らせてください。)
まずは、あなたのお手元でお試しを
このツールは、私と同じように「読書時間を確保できないけれど、知識を効率よく吸収したい」と切実に願う人のために作りました。
専門的な知識がなくても、クリック一つで直感的に動く「exe形式」のファイルにパッケージングしています。
現在、本格的な配布体制を整え、皆様にお届けできるように準備を進めていますが、まずは**「ご自身のパソコン環境で本当にうまく動くかどうか」を、ほぼすべての機能で無料トライアル(体験)できる形**にしようと考えています。
実際に使ってみて、「これは自分のインプット環境を大きく変えてくれる」と確信を持っていただけましたら、後から有料エリアのパスコードを入力して、全機能を正式に解放していただくステップにする予定です。
現在、どなたでもスムーズに導入できるよう、ツールの最終調整とマニュアルの作成を進めています。
配布開始の準備が整いましたら、このnote、そして開設したばかりのX(旧Twitter)やInstagramでお知らせいたします。情報過多の現代を生き抜くための「知の書庫」を、一緒に作っていきませんか?
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