【50歳素人の二等無人航空機操縦士免許合格までの真実260224】

2026年2月24日。
ようやく二等無人航空機操縦士(実技)に合格した。
結果だけ見れば「合格」だが、そこに至るまでの現実は、ネットで語られているものとはかなり違っていた。
これは、50歳・ドローン完全素人が国家資格に挑戦して感じた「本当の話」である。
■「誰でも取れる」は本当か?
結論から言う。
誰でも簡単には取れない。
広告や説明では
「合格率95%」
「初心者でも安心」
といった言葉をよく見る。
しかし、それは“条件付きの世界”だと思う。
若い
視力に問題がない
空間認識に慣れている
練習時間を十分確保できる
操縦経験が多少ある
この前提が揃えば確かに高い合格率になる。
だが、50歳・完全未経験となると話は別だった。
素人、高齢を加えると、50%を下回るぐらいがストレート合格率じゃないかな?
■ゼロからのスタート
私はドローン経験ゼロ。
そこでまずやったのは、
自前の機体「DJI mini 4 pro 祈空蜻」を購入
トイドローンで基礎練習
自宅練習で姿勢感覚を身体に入れる
正直、ここまでやらないと試験の土俵に立てなかった。
ドローンはラジコンではない。
国家資格の実技では、
機体姿勢の把握
微細操作
安定維持
法令理解
点検手順
が同時に要求される。
■最大の敵は「年齢」
今回、最も痛感したのは技術ではなく身体性能だった。
特に、目だ。
近眼+老眼。
これが想像以上に厳しい。
ドローン操縦は、
遠くの機体を見る
手元操作を確認する
位置関係を瞬時に判断する
という視覚負荷の連続。
見えないと、本当に操縦できない。
若い頃の航空機による航空経験があっても関係ない。
身体は確実に変化している。
■一度目の不合格
私は一度落ちている。
それまで操縦系の実技で落ちた経験がなかったため、正直かなり落ち込んだ。
「自分はもうダメなのか」
そう思った。
だが後から冷静に振り返ると理由は明確だった。
法令理解不足
点検手順の減点
実技ミスをカバーできなかった
操縦だけでは合格できない試験だったのだ。
■二度目の挑戦
今回の試験当日。
午前中みっちり練習。
目はすでに疲労状態。
さらに慣れないコンタクトレンズ。
疲労・緊張・視覚条件。
すべてが重なり、実技で小さなミスは出た。
しかし今回は違った。
法令と点検を完璧にした。
前回は手がかじかんで誤操作したので、指だし手袋も手配。
その結果、操縦ミスを総合評価で補うことができた。
ここで理解した。
この試験は「操縦の上手さ」だけではない。
安全に運航できる人間かどうかを見ている。
早くアクロバット飛行をするより、確実な入力で、ゆっくり操作する方が、遙かに難しい。
■10万円が飛ぶ恐怖
もし今回落ちていたら、次は限定変更が消える。
補助金予約も無効。
追加費用約10万円。
前回落ちたとき、自分のミスでお金が飛んだことを強く責めた。
だが今は違う。
あの不合格があったからこそ、自分の弱点を知れた。
もしストレート合格していたら、
目視外・夜間の限定変更で確実に苦戦していたと思う。
■プライドが折れた日
航空機では落ちたことがなかった。
だから今回、尊厳が傷ついた感覚があった。
しかし今はこう思う。
身の丈を知れた。
過去の自分ではなく、
「いまの自分」で空と向き合う必要がある。
年齢も、視力も、集中力も、すべて含めて現在の性能。
それを認識できたこと自体が大きな収穫だった。
■50歳から挑戦する人へ
国家資格になったドローンは、決して遊びではない。
簡単でもない。
だが、不可能でもない。
必要なのは才能ではなく、
事前練習
手順理解
自分の弱点を認めること
だった。
■そして、これから
これで次は
目視外・夜間限定変更へ進む。
ドローン操縦士としてのスタートラインに、ようやく立てた気がしている。
50歳素人でも、ここまでは来られる。
ただし——
努力なしでは絶対に辿り着けない。
これが、今回たどり着いた「真実」である。
1つ言いたい事があるとするならば、目の健康が担保されている間、老眼になる前に、免許は取っとけ!

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再び空を飛ぶ為の訓練費用に使わせていただきますm(_ _)m