【チャーハンは奥深い260225】

外出が重なって、炊飯器の中に3合ぶんの白米がドン、と残った。
こういう“余り飯”って、放っておくとただの冷蔵庫の民になる。でも今日は違う。
以前買った、北海道・札幌の味噌ラーメンの名店 【信玄】。
ここ、ラーメンが旨いのはもちろんなんだけど……僕の中では本体はチャーハン。
正直、ここより美味しいチャーハンに出会ったことがない。
で、ふとAmazonを覗いたら、あるんですよ。
【信玄のチャーハンの素】
「これは…家で信玄が召喚できるやつやん」と思って買った。
……買った。
……そして放置した。
(人は希望を買い、現実を積む。)
そんな折、ベランダの九条ネギがまた伸びてきてた。
ネギが育つと、なぜか「作れ」と言われてる気になる。
よし、今日はチャーハンだ。
ただし問題がある。
僕の作るチャーハン、だいたい美味しくない。
ベチャッとする。
「炒めた米」じゃなくて「米を温め直したもの」に寄る。
だからチャーハンはあまり作らなかった。
でも矛盾してるんだよね。
ラーメン屋とか王将に行くと、チャーハンはマストで頼む。
つまり僕はチャーハンが好きなのに、家ではうまく作れない。
この矛盾、地味に人生の縮図みたいで面白い。
そこで、ChatGPTにコツを聞いた。
要点はシンプルだった。
一度に大量に作らないこと
フライパンをしっかり予熱すること
ご飯の水分を意識すること(冷ます/ほぐす)
スピードと手順を守ること
で、言われた通りにやってみたら……
上手にできた。
いや、ちゃんと上出来だった。
「ベチャッ」じゃない。
米が粒として生きてる。
音も匂いも、いつもと違う。
チャーハンって、思ってた以上にケミカルだったんですね。
料理というより、温度と水分のコントロール。
フライパンの熱を落とした瞬間に負ける。
逆に熱を保てば勝つ。
味付け以前に、物理で勝敗が決まる。
結局、チャーハンは「センス」じゃなくて、
手順と条件を守れるかどうか
たったこれだけで、世界が変わる。
米3合が、ただの余り物じゃなくて、
今日はちゃんと“作品”になった。
——チャーハン、奥深い。

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