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面接で応募者を見抜くのは無理という話 🎤

採用の場で必ず行われる「面接」。
履歴書や職務経歴書だけではわからない人柄や適性を確認するためのものですが──
私は正直に言います。

「面接で応募者を見抜くのは無理」 だと思います。


① 面接は“非日常”の舞台

面接は、応募者にとって最大の「緊張の場」です。
普段の自然体ではなく、準備した言葉、作り込んだ態度で挑みます。
その姿を見て「この人の本質はこうだ」と判断するのは、あまりに難しい。

人は、非日常の短い時間だけで評価しきれるほど単純ではありません。


② 質問に対する“模範解答”の限界

近年は就活サイトや動画で「面接必勝法」が溢れています。
「この質問にはこう答えれば良い」といったテンプレート。
応募者はそれを暗記し、面接ではスラスラと答えられる。

しかしそれは“本心”とは限らない。
結局、見抜けるのは「模範解答の暗記力」であって、その人の地力や人間性ではないのです。


③ 面接官の主観に左右される

面接の評価は面接官の好みや価値観にも大きく左右されます。
「ハキハキしている=好印象」「控えめ=消極的」といったレッテルが貼られやすい。
でも実際の仕事では、控えめな人が丁寧に信頼を築き、ハキハキした人が空回りすることもあります。

つまり、面接官の主観が強すぎるのです。


④ 本当に見抜けるのは“現場”だけ

結局、人となりや適性が本当に表れるのは、面接ではなく 実際の仕事 の場面です。

  • 期限に間に合うか

  • 仲間と協力できるか

  • 困難にどう向き合うか

こうした姿は、数十分の面接では絶対に見えません。

だからこそ、多くの会社は試用期間やインターンを設けています。
「見抜く」のではなく、「一緒に働いて確かめる」しかないのです。


⑤ まとめ

面接は、応募者の人柄や可能性を見ようとする場です。
けれど現実には、

  • 非日常の場で作られた姿

  • 模範解答の暗記

  • 面接官の主観

これらに左右されるため、面接だけで人を見抜くことはほぼ不可能です。

だからこそ、採用側が大切にすべきは「完璧に見抜こうとすること」ではなく、
「入社後に成長できる環境を用意すること」 ではないでしょうか。

面接は万能ではありません。
人を見抜くのではなく、人を育てる。
そこにこそ、採用の本当の価値があるのだと思います。


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