VARIATIONS(バリエーションズ)amazonの商品販売数を正確に知る方法
VARIATIONS(バリエーションズ)とは

VARIATIONS(バリエーションズ)とは、amazonで販売されている商品のうち、特にバリエーションカタログにおいて効果を発揮するノウハウです。
通常Keepaのランキンググラフ(ギザギザ)では判別できない、バリエーション商品別の「販売数」を知ることができます。
バリエーションズを活用することにより、これまで販売数の不確定要素が多く攻めきれなかったバリエーション商品においても仕入れを行うことができるようになります。

バリエーション商品とは、上図のように、一つのカタログに複数の商品(バリエーション)が掲載された商品で、ランキングや評価が高くても、Keepaグラフを見るだけでは実際にどれが売れているかわからない商品を言います。
バリエーション商品の販売数を知るために準備するツール
バリエーション商品の販売数を知るためには、有料版のKeepa(月額約2,700円)が必要となります。
このノウハウを知ったうえで有用と判断されましたら、Keepa有料版を導入してください。

バリエーション商品の販売数を知る方法
バリエーション商品の販売数を知る方法は、実はとてもシンプルです。
先ほど例に挙げた手帳のバリエーション商品で実践します。
Keepaの「DATA」⇒「Offers」⇒「Sold 30days」
① Amazonカタログを開き「Keepa」の「DATA」を表示する

② 「DATA」を開いたら「Offers」を表示する

③ 表示された「Sold 30 days」が各ショップの30日の販売数

いくつか注意点がありますが、基本的にはここに表示されている数値が
30日の販売数です。(後述の注意点を必ず確認してください)
このデータはKeepaが在庫数(一番左の列に表示)をデータベースとして保管しており、その増減数を記録していることからわかるデータです。
すべてのショップの30日販売数を知りたい場合は「Total」の項目を見ると良いですが、1セラーの販売数としては最安値で販売している「~60」個が一番参考になる値と言えます。
また、「Sold 30 days」をクリックすると、30日販売数の上位順や下位順に並べ替えてくれますので、クリックして上位順に並び替えをしておくと分かりやすいでしょう。
(これ以降の画像は、すべてSold 30 daysの上位順の表示となっています)
Offersからわかるたくさんの情報
誰から買われているかわかる(amazon、プライム、自己発送)
実は、Offersからわかる情報は販売数だけではありません。
以下にOffersから判別できる情報を列記します。

プライム|FBA|販売者の項目では、
✅amazon本体
✅FBA対応店
✅自己発送店
が判読できます。
このデータがあれば、どのセラーから買われているかが一目瞭然です。
ちなみにこの商品は、amazon本体がいてもそれ以外のセラーから買われている商品ということが分かります。 【stationery-goods】
つまり「amazon本体がいても販売できる可能性がある商品」ということです。
これは、バリエーション商品の販売数が分かることと共に、非常に重要なデータです。
(amazon本体が価格競争を仕掛けてくる場合もあるので注意が必要です)
総在庫数と総販売数がわかる(Keepa全期間)

一番左の列では、
✅各ショップが持つ在庫数(在庫)
✅各ショップの過去全期間の販売数(Sold)
✅それぞれの合計値(StockTotal、Total)
を確認することができます。
このデータは〇ヶ月というデータではなく、Keepaが在庫数をデータベースに取得してからの全期間データと思われます。
総在庫数がわかれば価格競争の起きる可能性など、価格の安全性を把握することができます。
(総在庫数が多ければ価格競争が起きやすく、少なければ起きにくい)
販売数のダマシがわかる

この商品は30日総販売数が236個と、かなり売れているように見えますが、実はそうでもありません。
上部2件のセラーから30日販売数が107個と表示されていますが、その履歴グラフ(Stock History)を見ると、直近で一気に在庫が減っていることが分かります。
通常、徐々に在庫が売れる場合は、右肩下がりにグラフが減少しますが、
一気に下がっている場合は注意が必要です。
この画像の場合は、他販路などで在庫が必要になって107個の在庫をamazon倉庫から移動したことが想定されます。
このKeepaのデータは在庫の増減を取得しているので、実際に販売された数だけでなく、在庫移動数を含んでいることに注意が必要です。
※ところで、上位2件のセラーは同じ在庫数を同時期に移動していて、同一販売者のように見えますね。
(同一商品に複数セラーで出品するのはamazon規約違反となりますので注意してください)
過去の販売者(販売数)情報がわかる

こちらの商品は非常に人気の商品で、あっという間に売れた結果、現在2件のセラーしか販売していない商品です。これでは販売数の正確性に欠けます。
この状況で役に立つのが「Include historical offers」という項目です。
これは「過去の出品者情報も含める」という項目で、☑をクリックすると、、

このように、過去の出品者情報が表示され、「Sold30days」を見ると、直近30日でもかなり売れて、出品セラー3件もいなくなったことが「StockHistory」からわかります。
※最上位セラーは、前項で説明しました「在庫移動」があったと思われるので注意
30日の販売数(Sold30days)をより正確に知りたい場合は基本的にこの
「Include historical offers」にチェックを入れると良いでしょう。
バリエーションズ利用上の注意点
このように「バリエーションズ」は非常に有用なノウハウですが、
注意すべき点がいくつかあります。
購入制限されている商品の販売数がわからない

こちらの商品は、ぷぅ社で月に100個以上売れているオリジナル商品ですが、
「Sold30days」には0個
「Sold」には9個
と、表示されてしまっています。
実は、Keepaは購入制限がかかっている商品の在庫数を把握することができません。
ぷぅ社では、この商品の転売防止のために「購入制限(3個)」を設けていることから、在庫数は3個と表示され、その販売数は不正確なものになっています。

こういった商品に関しては、購入制限のない他セラーの販売数を参照するか、従来のランキングやバリエーション評価数から販売数を想定する形がベストです。

自己発送出品者の販売数が不明な場合がある

上記は、すべての出品者が自己発送出品者の商品です。かなり売れている商品ですが「Sold30days」の項目が「?」の物が多くあります。
この「?」表示の現象は、自己発送出品者の在庫の設定によるものと思われますが、このようにデータが不正確の場合は
✅過去出品者(Include historical offers)を表示して過去データを参照する
✅在庫の増減が分かるセラーのTotal数で販売数を判断する
といった方法に切り替える必要があります。
すべてのデータが「?」となっている場合でも、売れている商品はありますので、前項同様、従来通りランキングやバリエーション評価数などを参照し、総合的に判断するようにしましょう。
※上図の最上位のセラーは在庫の移動が多く正確性に欠けるデータですので注意が必要です。
※バリエーション評価数は「DATA」⇒「Variations」にて確認可能です。
バリエーションズのまとめ
想定の回転数 < 実際の販売数
これまで説明してきたように「バリエーションズ」は
✅バリエーション商品の実際の販売数がわかる
✅amazon本体以外から売れている商品がわかる
✅各ショップの在庫の状況がわかる
と、非常に、非常に有用なデータです。これまでのランキングの上昇回数で判定する場合、
「回転数(ランキング上昇数)」÷「FBA数」
など、想定に想定を重ねた販売数を利用していましたが、「バリエーションズ」を利用すれば、
「実際に売れているセラーの販売数」
を参照することができ、これまで以上に正確な仕入れ判断ができるはずです。
リサーチ対象は1,340万件から3,340万件へ


Keepaのデータによれば、
✅バリエーションなし商品: 1,340万件
✅バリエーションあり商品: 3,340万件
と、バリエーションあり商品は、実に2.5倍もあります。
これまでリサーチ対象に含められなかったバリエーション商品を対象とすれば、amazon物販の可能性は2.5倍も広がります。
ぜひ、雷神システムを生かして、バリエーション商品を積極的にリサーチしていきましょう!

