初対面で自然体になれないのは、力の入れ方を間違えているだけだった
先日、読者さんから寄せられたお声を読んでいて、氣づいたことがあります。
「堂々と話せる自分になりたい」
「もっと自然体でいたい」
「本音で人と関われるようになりたい」
言葉は違っても、根っこは同じでした。
「今の自分のままでは、うまく関われていない」という感覚です。
私自身も、かつて全く同じ悩みを抱えていました。
初対面で自然体になれないのは、性格のせいではない
実は、この三つの願いには共通した勘違いが隠れています。
自然体とは、新しい自分を作ることではありません。
すでにある自分から、余計な力を抜くことなんです。
力が入っている状態で堂々と話そうとすればするほど、体はさらに硬くなります。
結果として、自然体からは遠ざかってしまうんですよね。
堂々と話せない理由は、力の入れ方にあった
初対面で緊張して力が抜けないのは、あなたの性格の問題ではありません。
人は知らない相手を前にすると、頭のどこかで「油断できない」と判断します。
これは大昔から人間に備わっている、身を守るための反応なんです。
「うまく話さなきゃ」
「印象をよくしなきゃ」
そう考えるより先に、体はすでに警戒モードに入っています。
だから、頭でどれだけ「自然にしよう」と思っても、体の方が先に力んでしまう。
意識と体が、そもそもズレたところからスタートしているんですよね。
理学療法士として見てきた、力が抜けた瞬間
理学療法士として20年、延べ30,000人以上の患者さんと向き合ってきました。
体が一番よく動くのは、力を入れようとした時ではありません。
不要な力が抜けた瞬間なんです。
歩行のリハビリでも、「がんばって足を出そう」とする人ほど、体が硬くなって動きがぎこちなくなります。
反対に、余計な力が抜けた瞬間、驚くほど自然な一歩が出るんですよね。
これは、人との関わり方にもそのまま当てはまります。
「堂々と話せない」のは、話し方の技術が足りないからではありません。
体の警戒モードを、ゆるめられていないだけなんです。
自然体に近づくために、今日からできること
もし今、あなたが初対面の場面でモヤモヤを抱えているなら。
「どう話すか」より先に、「どこに力が入っているか」に氣づいてみてください。
肩、表情、呼吸。
どこか一箇所でいいので、力を抜くことを意識してみる。
やり方は簡単です。
両肩をすっと持ち上げて、一度止めて、ストンと下ろす。
たったこれだけで、余計な力が抜けていきます。
それだけで、初対面の景色は少しずつ変わっていきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
では!
伊達あさひ
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