自分の強みがわからないあなたへ:数字だけでは評価されない理由(後編)
こんにちは。
でぃーけーです。
前編では、私の学歴なし・職歴雑魚な経歴から、どうやって生き残ってきたのかという背景をお話ししました。
「イキり散らかしたい」という純粋な動機から始まったキャリアアップ。
資格を取って知識をつけて、数字を出して、、、
確かに、これらは重要な要素でした。CCNA、基本情報技術者などの資格や、営業成績という「数字」の実績は、私のキャリアの土台を作ってくれました。
でも、実はそれだけじゃなかったんです。
今回の後編では、「市場価値を作るために本当に必要だったもの」について話します。
結論から言うと、それは「愛嬌」でした。
またこういうこと書くと
「上に媚びろとか、飲み会に行けとか、休みはゴルフだとか言うんだろ?
そういう古臭いことやりたくないから、俺はスキルつけて成果出して転職、キャリアアップするんだよ。老害は引っ込めや」
と思われるかもしれません。
(特に若いとそう思うかもしれません)
私もそう思ってましたし。
でも、仕事していく中でいろいろ見てきた結果、
“愛嬌”ってのは、そういう昭和的な「ゴマすり」とは全然違うんだなと気づいたんですよ。

実績と資格の限界
まず、誤解しないでほしいのは、実績や資格が不要だと言っているわけではありません。
むしろ、これらは必須条件です。特に
営業なら数字(売上・達成率)
エンジニアなら技術力(資格・実装経験)
マネージャーならチームの成果
これらがないと、そもそも土俵に上がれません。
特に私みたいな、どこの馬の骨とも知れない奴は、成果や実績がないと箸にも棒にもかかりません。
(身元保証的なもんです)
実際転職の面接なんて成果と実績のアピールがメインです。
入社した後にいかに役に立てるかを伝える場です。
御社の理念に共感とかしなくてよいです。(特に営業は)
実績や資格だけでは乗り越えられない壁
世の中には上がいくらでもいます。
実績を上げようが資格を取ろうが、それ以上の化け物がゴロゴロいます。
Xにも某エンスのNo1とか某ルートのNo1とかいっぱいいますよね。
幽遊白書のS級妖怪みたいなもんです。

そういう化け物と戦おうとすると能力だけじゃ限界があります。
そのために「愛嬌」を使うのです。
愛嬌とは何か?
愛嬌というと「かわいらしさ」や「チャーミングさ」を思い浮かべるかもしれません。
でも、ビジネスにおける愛嬌はもっと深いものだと思っています。
(ちなみに顔面の話でもないです)
たとえば
・自分の仕事への責任感
・失敗を素直に認め、学ぶ姿勢
・目標に対して努力できる姿勢
要するに「一緒に働きたいと思わせる人間力」です。
これは「上司に媚びる」とか「無理に合わせる」とは全く違います。むしろ、自分の個性を保ちながらも、周囲と良好な関係を築ける能力のことです。
なぜ愛嬌が重要だったのか?
学歴や職歴の弱みをカバーできる
「あいつ、バカだけど頑張ってるよな」
「前職はしょぼいけど、素直だから伸びるよ」
こんな風に言われることで、弱みが個性に変わります。
まあこれはいやらしい話で鳴り物入りで入る人よりも私みたいな元の期待値が低いほうが評価が上がりやすいんですよね。
子犬を助けるヤンキー理論です。(正しくはゲインロス理論と言います)
人は能力よりも「一緒に働きたい人」を選ぶ
実際、働いている中でも
・同じスキルなら、愛嬌のある人が選ばれる
・上司は「面倒くさい部下」より「一緒にいて楽しい部下」を選ぶ
・クライアントは「話しやすい営業」に仕事を発注する
転職の時も不採用の理由が「チームの雰囲気と合わない」とか「社風とマッチしない」とかありますよね。
「愛嬌」は万能バフ
仕事で詰まっても、愛嬌があると人が助けてくれる。
知識があっても、無愛想で感じ悪いと誰も教えてくれない。
めちゃくちゃ頭いい人でも、
・責任から逃げる
・会話がかみ合わない
・決して謝らない
ってなると「もういいや…」ってなるじゃないですか。
逆に、ちょっと抜けてても、
・がむしゃらに頑張っている
・自分の仕事に対して責任を持つ
・わからない時に素直に聞く
みたいな人の方が、周りが自然と手伝ってくれる。
これはほんとに肌で感じてきました。
結果として、成果が出て、転職でも役立った
何度も言いますが、営業として数字を出すのはマストです。
ただ、その数字の裏には「誰かに助けてもらえた」とか「相手が気持ちよく動いてくれた」って場面がめちゃくちゃあります。
つまり、愛嬌が成果を出すための土台につながってるってことです。
そしてその成果が、転職市場でもちゃんと評価された。
職務経歴書でどれだけ数字を並べても、
面接で「こいつと働きたい」って思わせられなかったら落ちる。
逆に、スキルや資格がちょっと足りなくても、雰囲気が合うと思われたら通る。
実際に受かった会社、どこも共通して
「入社しても上手くやっていけそう」
ってフィードバックだったんですよね。めっちゃフワッとしてますが。
スキル・資格と愛嬌のバランス
ここが最も重要なポイントです。
スキル・資格と愛嬌は車の両輪のようなものです。
(六眼と無下限呪術ですね)
どっちが欠けてもダメです。
① キャリアステージ別のバランスイメージ
新人:愛嬌7割、スキル3割
→ まだ実績がないので、学ぶ姿勢と人間性で評価される
中堅:愛嬌5割、スキル5割
→ 一定の実績を出しつつ、周囲との関係構築も重要
ベテラン:愛嬌3割、スキル7割
→ 実績が物を言うが、協力を得るための人間力も必須
マネージメントとかもあるしね
ちなみにおっさんになってもスキルがなく愛嬌だけで生きていこうとすると社内政治と人事に異様に詳しい万年ヒラのおじが爆誕します。
こうなると転職もできないので、今いる会社にしがみつくことになります。
早期退職とか始まると即死です。
じゃあ愛嬌ってどうやって身に着けんだよ?
「愛嬌なんて生まれ持ったものでしょ?」と思うかもしれません。
でも、ビジネスにおける愛嬌は意識的に身につけられます。
例えば先ほど挙げた内容であれば
自分の仕事への責任感
・任された仕事は最後までやり遂げる姿勢
・「自分ごと」として問題に向き合う当事者意識
・困難な状況でも投げ出さない粘り強さ
PJ炎上したら逃げるやつ、客ともめたら逃げるやつ、普通にいます。
逃げないで撃たれてください。命までは取られません。
失敗を素直に認め、学ぶ姿勢
・失敗を隠さず、すぐに報告する正直さ
・言い訳せず、原因と対策を明確にする
・失敗から学んだことを次に活かす成長マインド
ミスったときに言い訳する人多いです。とりあえず謝りましょう。
そのあとリカバリーを考えましょう
目標に対して努力できる姿勢
・高い目標を設定し、それに向かって努力する姿
・困難に直面しても諦めない粘り強さ
・自己成長のために継続的に学び続ける姿勢
営業やっていると、どう考えても達成できない、しんどい年もあります。
でも腐らずにベストだと思われることをやり続けるしかないのです。
諦めたらそこで試合終了ですってやつですね。
これらの姿勢は、単なる「愛想の良さ」とか「媚びる」とは異なります。本質的な「信頼される人間性」を形成するものです。責任感、素直さ、努力する姿勢は、どんな職場環境でも普遍的に評価される特性であり、実力主義を掲げる外資系企業でも高く評価されます。
まとめ
学歴なし・職歴雑魚だった私が生き残れた理由は、「スキル・資格」と「愛嬌」のバランスでした。
資格や知識、数字による実績はキャリアの土台として絶対に必要です。
でも、それだけでは乗り越えられない壁がある。
そんな時、私を救ってくれたのは「一緒に働きたい」と思われる人間性でした。
成果を出しながらも、愛嬌を忘れない。
愛嬌があっても、スキルを疎かにしない。
この両輪があってこそ、学歴なし・職歴雑魚でも、生き残ってこられたのだと思います。
じゃあ偉そうに語っておいて、お前の転職活動はどうなんだよって皆様思っているでしょう。
なので次回は実際に私がもらえたオファーの詳細を書かせてもらいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
