詩 【普通は特別】#2 「皐月 水田に水面が広がるとき」
トラクターが水田の中で大きなエンジン音を立てて、作業している。
次の週、綺麗な緑の元気な苗をたくさん積んだ機械が
優しく苗を水田へときれいに整列させ植え付けていく
すき間があるようにみえるが、成長することを見込んだことだと思う
それから長い月日、草や虫から大事な稲を守り、いつしか黄金へと
白い宝石へと姿を見せていく
人の手によって
普通にご飯を頂いているときに、想像できるだろうか?
どれだけの工程を過ごし、ここへやって来て、ぼくを成長させてくれる
特別のごはんだから
パンも好き
パンも麦畑を過ごし、おいしく、いい香りで、姿を見せてくれて、
楽しい思いをさせてくれる
いつもと変わらない、普通で特別な1日がはじまる
